(後方注意 妄想はご自由に)



『洙利...』

の...ぞ...白い。なめらかな身体に沿って。手のひらをすべらせる。温めるように。解すように...ひとつの吐息も、こぼさないように...

《子どもは...無理かもしれない》

きっと...ずっと悩んでたはずだ。ごめんな、洙利。気づいてやれなくて...

キスをしても。抱きあっても。もうひとつ、しっくりこないのは。俺が至らないせいだと思ってた。ある意味、その通りだけど

ひっぱっていけばいいと。でも。違った

ゆっくり。ゆっくり。洙利を導く。こんなに穏やかな、愛し方があったなんて。知らなかった。必ず最後は、手を繋ぐ。余韻が後を引く...



『洙利』

ん...?寝る間に、洙利の手に。クリームを塗り込むのが、日課になった。最初は恥ずかしがったけど。いまは、好きなようにさせてくれてる。今度、ハンドエステのチケットでも、プレゼントするか...癪だけど。圭美も一緒に。もちろん。圭美の分は、始雄に出させる

『籍、入れよう』

え...とろんとしていた目が。まんまるに見開かれる

『守らせろなんて言わない』

俺と一緒にいてくれ。希美...

『返事は聞かねぇぞ』

ん...ありがと。俺の方こそ。ありがとう。わずかにへこんだ、片えくぼに。こぼれ落ちた、涙が留まった


《ㅊㄱㅊㄱ》

@leeteuk
※画像お借りしましたm(_ _)m
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