※年末大掃除準備中

※韓国に初雪が降ったそーなので。とりあえず進めてみます

※確か、一年前にはじめるはずだった...

※何気、新作出しすぎて、後回しになってたお話しです

※エピローグが見えてたっぽいですけど、もう忘れました(・・;)

※さぁ...どうしよ...←



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キュヒョン side



『どうぞ』


あ、すみません...湯気のたつグラスを渡されて。あ...ホットワインだ...


『アルコールは平気?』


えぇ。熱いから気をつけて。暖まるよ。ありがとうございます...十分、温もってるんだけど。ぱちぱちとはぜる暖炉の前で。毛布にくるまって


俺の手を握ったそのひとは。指先の冷たさに大袈裟に驚いて。おいで。そのまま車に乗せられて。このひとの持ち物らしき家に来た


てきぱきとコートを脱がされて。毛布をまかれて。わざわざ暖炉の前に椅子を運んで。そこに座らされて。そもそもリビングに暖炉がある家って何だ?そんなの、テレビでしか見たことがない


『良かったら、これ食べて』


朝メシ、まだだろ?昨日の残りだけど。ぇ...ぁ...すみません。何から何まで...椅子の横に、サイドテーブルを置いてくれて。その上に乗った器からは、めちゃめちゃいい匂いがした。グラスを置いて。器を手して。ひと口すする。うん。うまぃ...シンプルな牛骨スープだけど。空きっ腹にどすんときた


こんなでかい家に住んでて...このひと、何してるひとなんだろ...キッチンの方で何かしているそのひとを、ちらっと盗み見する。ひとりなのかな。誰かいる感じでもないけど


春雨もトックも平らげて。スープを残らず飲み干したとき


『シウォン!腹減った!』


突然、ドアがどかんと開いて


『あれ?客?』


ばたばたと入ってきた爽やかなイケメンが。俺の顔をのぞきこんだ



《つづく》


※きのーの更新です