※本編をほぼあめ限で進めたので、わかりにくいかもしれませんが、ドンへ(戸籍名はへユン)は客観は女性形。主感覚はオトコ。紆余曲折を経て、ヒョクチェとつきあいはじめました


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ヒョクチェ side



それから俺たちは。触れる範囲と時間を増やしていった


はぁ...ドンへ...ん...ひょ...っく...


おずおずと。ときに大胆に。俺に触れるドンへが、かわいかったしうれしかった


ドンへ...ドンへの肌はなめらかで。弾力があって。いい匂いがして。触れれば触れるほど。くらくらした。しろい肌にのこる傷跡にくちづける。舐めとる。痛みも悪夢も。消えてしまえばいいと。祈りながら...最初は戸惑ってたけど...いまではなまめかしい声をもらす


はじめてしまうと、終わりがわからなくて。うっ...ひょが...ん...もーギブアップというよーに。ドンへが俺の肩にあたまを押しつけて、息をはずませるのを。背中をさすって。寝かしつける。そのあと、俺はひとりで。バスルームでもろもろをながして...


ひょが...ん...ごめん...触れていれば。どーしても反応してしまうわけで...最後の砦として。絶対、下着は脱がないようにしてたんだけど。気がつくと、あたまがひょっこりのぞいてたりして...あわててひっぱる。かくしよーもないんだけど...しみてるし...あーあ...


『ヒョク...』


ん?僕が...してあげるのは...だめ...?え...びっくりして、ドンへの顔を見つめる


『僕が...してあげる』


ドンへの蕩けた目の奥に。欲の色がちらついていた



《つづく》


※本日のラインナップ