『どー思った?』


ど、どーって...思わず自分のくちびるに手をやる。びっくりしたけど...


『それだけ?』


イヤだった?え...イヤじゃないけど...


『イヤじゃないけど...』


別に、どうでもないってことか...


『シウォンとだったら?どーだ?』


え...想像したことある?きれーな二重の目をきょろんとさせて。あ...あるわけないだろ!そ、そんなの...顔があかくなるのが自分でもわかる


『なるほどね...』


その反応で大体わかるわ。ぅ...こいつには隠しごと、できないんだよな...


『ま。シウォンは...してるだろーけどな』


確実に。な...何を...あたりまえだろ?それが健康なDKだ


『だ...だって...よく...わかんねーし...』


だからさ。俺のほーに身を乗りだしてきて


『試しにしてみればいーんだよ』


さっきの俺みたく。さ、さ、さ...さっきのって...そしたらさ


『イヤだとか。イヤじゃないけど何ともないとか』


イヤじゃないしどきどきするとかさ。わかるかもしれないじゃん。そ...そんな...


『どうやって断るか、迷ってるわけじゃないんだろ?』


あんまりひきのばすのも、どーかと思うけどね。いくらシウォンがやさしーからって。あ...うん...そーだよな...このままうやむやにってのも悪いよな...


『どーしても友だちとしか考えられないんだったら、そーいえばいーだろ』


で。友だちでいればいーじゃん。俺たち。ん...




《つづく》


※本日のラインナップ