(閲覧微注意報)


朝。起きて。スマホを見たら。花火の写真が届いてた。既読にならなかったからか。寝ちゃったかな?おやすみって。ちゅーの絵文字も


もー起きてるかな...今日も忙しいのかな...


はぁ...なんかすごくヒョクチェに会いたい...


そだ!



いつでも来ていいからって、暗証番号を教わったけど。ほんとにヒョクチェがいないときに来たのは、はじめてだ


『お邪魔しまーす...』


小声で。誰もいないのに。へへ。変なかんじ...とりあえず...ヒョクチェのベッドにダーイブ!はぁ...ヒョクチェの匂いがする...


しばし、ヒョクチェの匂いを満喫して...


そだ!クローゼットをのぞいて...目についたルームウェアに着替えた。帰ってくるまでに、洗濯しておけばバレないよね...あらためて。ベッドにもぐりこむ。はぁ...しあわせ...


ヒョクチェが帰ってくるのは明日だから。すこしくらいこーしてても平気だよね...



ドンへ...ん...ヒョクチェの声がする。ドンへ...あ、ヒョクチェだ...夢に出てきてくれたんだ...うれしーな...ヒョク、会いたかった...ん...顔を両手ではさんで...むちゅー...ぷっ。どーした。ドンへ...ん...会いたかったんだー。そか...俺も会いたかった。ほんとに?もちろん。へへ。うれし...ヒョク...ん?むちゅー...くく。ったく...変なの。夢なのに気持ちぃ...ドンへ。ん?俺、もうガマンできねーんだけど...え...手を掴まれて。ぎゅぅ...へ...?


『よーやく起きたか』


ひ、ひ、ひ、ひょく!


『な、な、な、な...なんで!?』


何でじゃねーよ。ぎゅっと抱きしめられる


『急に天気が悪くなってさ。雨も雷もすごいし、停電するし。危ないから切り上げて、帰ってきたんだ』


そーなんだ...で


『ドンへ、何やってんかなーって思いながら、帰ってきたら』


ここにいた。おでこにちゅって。ぁぅ...しかも...


『俺の服まで着てんし』


あ...こ...これは...顔があかくなるのがわかる。だ...だって


『俺に会いたかったから?』


うん...くく。かーいーなぁ...


『でも、ホンモノがここにいんだから...』


そんなもん、脱いじまえよ。ぁ...ぅ...するすると脱がされて


『俺、シャワー浴びてないけど...いーよな』


ん...言葉より先に。ヒョクチェのくちびるがいろんなところに触れるから。たまらず声をあげた



《つづく》


※あ、いちゃこらはとりあえずここまでです(笑)

※本日ラインナップ