希美 side
急に冷気にふれた気がした。洙利?
『ごめん。おこしちゃった?』
俺の腕からすりぬけよーとしてるその身体をだきよせる。まだねてられるだろ...ん。朝ごはん作ろうとおもって...そんなのいーよ...よくないよ...
泊まったときはいつもそーだ。ふたりで寝ててもおきるときはひとり。あたたかな空気といー匂いで目がさめるから、幸せをかみしめっちゃったりもするんだけど
なんかこー...ものたりないとゆーか...
もっとあまやかしたぃとおもってんだけど、なかなかおもうよーにあまやかされてくれなぃ
ってゆーか...俺があまやかされたいんだろーな...
一緒に暮らしはじめたら毎日こーなんだろーか。そーなんだろーな
やるべきことをやらないってのがやなんだろーけど...俺としてはメシよりも...
ふふ。しかたないなぁ...きょうだけだよ
がっつりとくんだ手をぽんぽんとたたく
ん...顔をうずめていた首すじにくちづてける。くつくつと。くすぐったそーに身をすくめて
きょうだけが...
毎日になることをねがって
《ねがいよかなえ。いつの日か...》
きのーの最終更新です