江原道・襄陽(ヤンヤン)の伝統市場に来ました。
4と9がつく日には襄陽五日市が開かれその時はにぎわいます。普段はローカルな雰囲気でゆったりとした空気に包まれています。

 



 

 

 

やっぱりローカル市場はいいですね。襄陽はサーフィンのメッカとして有名な海岸が知られていますが、海辺の絶壁に建つ洛山寺(ナクサンサ)も有名です。そのエリアから市場へは車で約10分、陸地に入ったところにあります(ローカルバスですと40分かかります、参考まで)

 

 

 


こぢんまりとした感じにほっとしますね。アーケードなので雨の日でも安心。
 

 

 

 


さてさて、こちらの市場の中に位置する「公ガネカムジャオンシミ」というお店。

カムジャオンシミはじゃがいものでんぷんで作ったすいとんのことで、煮干し出汁のスープでいただく、素朴な料理。

じゃがいもの生産が盛んな江原道ならではのメニューなのですが、こちらのお店のカムジャオンシミを求めて多くの人たちが訪れるそう。

 

 

 

 


おお、カムジャオンシミが1万ウォンとは、うーんなかなかのお値段設定?ですが、最近の物価高の影響ですね(2000ウォン一気に値上げしたみたいですね)。

セットメニューにカムジャオンシミとイカのスンデ(束草の名物でいかめしにちょっと似ています!)があり、

そして襄陽名物の松茸を入れたカムジャオンシミもあるようですね。

注意書きとして注文後30分以上かかることもあるので、ご理解お願いしますと書いてありました。

 

 

 

 

大根や大根若葉のキムチがとてもおいしそう!そしてカムジャオンシミはエゴマと海苔がたっぷりかかって登場しました。
 

 

 

 

 

 

江原道に来たらぜひ食べたい蕎麦粉のチョンビョン、クレープみたいな料理で中に辛く味付けた大根の千切りやキムチなどが

入っています。

 

 

 

 

 

 

こちらがオジンオスンデです。一杯のいかに詰め物をして蒸したものなので、一般的には卵液にくぐらせてピカタのようにして食べます。こちらのお店ではそのままの状態で出てきました。一度油で焼いてあるようですね。

 

 

 

 
 
江原道の素朴料理が集まりました。こういう絵はソウルではなかなか見ることはありません。江原道料理専門店って意外に少ないんです。なのでこの絵を見ているだけでとても幸せ!
カムジャオンシミはトゥルンとしていて、スープにもよく合います。
 
 
 

 

 

 

粉物(チョンビョン、じゃがいものチヂミなど)によく合うのはなんといってもマッコリですね!江原道のとうもろこしマッコリと合わせて。書いているそばからまた江原道に行きたくなってきました〜
とうもろこしのふんわりとした香ばしさを楽しむマッコリです。
 

やっぱり江原道素朴グルメはよいなあ。

 

 

 
 
 
■公ガネカムジャオンシミ
江原道襄陽郡襄陽邑南門5キル 5−17
강원도 양양군 양양읍 남문5길5-17
10:00-19:00(ブレイクタイム15:30-17:00)