国鉄春川(チュンチョン)駅から約650m、まっすぐ歩いていくと市街地が見えてきます。春川駅前は更地になっているのですが、これは以前米軍キャンプページがあったところです。2005年に韓国に土地の所有権が移りました。米軍基地の周辺は基地村(基地村については過去記事をどうぞ)という米軍兵を相手にしたお店が集まりました。「ジナハウス」もそんなお店の一つです。
 
 

 

 

お店は前の位置から駅側に近くなった交差点にあります。
左隣にある四角い建物二つが昔どんな店だったのか個人的には気になります。

 

 

 

 

さっそく中に入ってみましょう。「ジナハウス」は1970年代にハンバーガーショップとしてオープンしたお店ですが、韓国料理も食べることができます。米軍基地がなくなったあとも、こうして英文メニューが残っています。ある意味基地があったことを教えてくれる貴重な歴史をもったお店と言えるでしょう。

 

 

 

 

ハングルメニューのほうをよーくみると「ハンバーガーアンジュ」というメニューが!13000ウォン(2021年5月現在)です。
ハンバーガーがそのまま出てくるのかしら?それだったらハンバーガーを普通に注文すればいいですよね。うーん、気になる。とりあえず注文してみましょう。

 

 

 

 

 

ん?ん??これは?千切りキャベツにたっぷりとマヨネーズとケチャップソースがかかっており、そしてお肉のジョン(ピカタのような卵のつけ焼き)ですよ?

 

 

 

 

そうなのです、これはハンバーガーのパテに卵液をつけて焼いたもの。ひき肉のジョンといってしまえばいいと思いつつも、これはあくまでハンバーガーのパテのジョンです!さっそく焼酎と合わせてみました。

 

 

 

 

 

で、これがおいしくないわけない。
おいしいです。ぎゅっと身のつまったハンバーガーのパテとつかず離れずの絶妙な具合の卵、色もきれいですよね。そしてこしょうがふってあるのもよし。いくらでもパクパク食べられます。

 

 

 

 

 

 

ケチャップをたっぷりつけていただきます。タッカルビを食べたあとの二次会にハンバーガーアンジュ(つまみ)でも食べながら春川の旅の思い出を作りましょう!

 

 

 

 

 

 

近くの路地裏には、ここは外国人以外立ち入り禁止!という意味のオフリミッツの痕跡があります。基地村だった時代をジナハウスと同じように伝えてくれています。

 

 

 

 
 
 
「ジナハウス」でハンバーガーを食べずに、アンジュのみでお酒を飲んだのには実は理由があります。それは二軒目に行くため。
こちら、春川の中華料理店「會英楼(フェヨンル)」です。
駅から市街地へと向かう通り沿いにあります。
 

 

 

 

地方に行くと、中華料理で肉天ぷらを注文するのがなかば義務のようにもなっているワタクシ、なぜなら「韓国中華料理店の肉天ぷら研究会」の書記を担当しているからです(笑)
天ぷらというのは、タンスユク(豚肉の天ぷらに甘酸っぱいあんかけをたっぷりかけた味は酢豚のような料理)のあんかけ抜きと説明するとわかりやすいですね。実際は肉の下処理や揚げ方に少々違いはあるものの。コギティギム(肉の揚げ物)というメニューです。

 

 

 

 

 

はい、出てきました。やや黄色味が強めの一品です。

 

 

 
 
おお、隠し味のカレー粉が効いているように思えます。衣はやや堅あげ、茶色くしっかりと揚がっていて大変クリスピーです。そのぶん油分も多めでやや重めなスタイルです。それでも大変おいしくいただきました。こちらのお店はチャジャンミョンが看板メニューだそうです。
春川に来てまで中華、という感じですが、こういうお店もあるよということで紹介いたしました!
 

 

 
 
■ジナハウス(진아하우스)
住所:강원 춘천시 금강로 2
江原道 春川市 錦江路2
電話:033-254-8995
営業時間:9:30-19:00

■會英楼(회연루)
강원 춘천시 금강로 38
江原道 春川市 錦江路 38
033-254-384
営業時間:10:00-21:00