八月の中旬に韓国観光公社が主催している「2019KOREAご当地シャトル」のサービスを利用して、江原道の鉄原(チョロン)に日帰り旅行してきました。「2019KOREAご当地シャトル」は2019年4月から始まったバスツアーで、個人ではなかなか行きにくい地方を効率よく回れると人気があります。全部で5コースあります。

 

>【鉄原(チョロン)】のコースは以下の通り。

鉄原コースでは「第2トンネル」、「平和展望台」、「労働党舎」などのDMZ観光スポットへご案内します。ランチは鉄原のブランド米「五台米(オデサル)」の釜飯と味付け鴨肉の定食。

 
韓国ウォンで8万ウォンを支払いました。
 
今回ご紹介するのは、「第2トンネル」です。他は何度か行ったことがあったのですがここは初めてです。

第2トンネルは鉄原郡が運営するDMZ観光コース(安保ツアー)を申し込んでみることができるところです。バスツアーにすでに含まれているので、少々煩わしい手続きを取る必要がないので便利です。
今回はこちらのコースがツアーに含まれていたようです。本当はバスに乗り換えたりするのですが、そのままソウルからのバスで行くことができました
 
>孤石亭発の安保ツアー
催行日:月・水~日(週末は個人の車での見学不可)
休み:火曜日、1月1日、子どもの日(5月5日)、ソルラル(旧暦1月1日)や秋夕(旧暦8月15日)
見学コース:孤石亭~第2トンネル~鉄原平和展望台~鉄原トゥルミ館・月井里駅
所要時間:約3時間
個人での見学(自家用車またはシャトルバス)
※シャトルバスの時間は事前にご確認の上お出かけください(シャトルバス1日4回運行)
こちらを参考 にしています。
 
昼食のあとゆっくり休憩した後に山深いところにきました。
 
 

 

 

北朝鮮軍が韓国に侵入するために掘ったトンネルが「第2トンネル(チェイタングル)」で、1975年3月19日に発見。おお、誕生日に近すぎてびっくり(笑)
地下50~160メートル地点に掘られたトンネルん長さは3.5キロメートル(南側1.1キロ、北側2.4キロ)。このうち500メートル地点まで見学可能となっています。

 

トンネル入り口でヘルメットを受け取って明かりをつけて中に入ります。

 

 

 

 

自分の祖国を知らずにいることほどの恥はない、という意味でしょうか。

 

 

 

 

 

出口は3つに分かれているそうです。暗いので人形はただただ怖いです。

 

 

 

 

地元のベテラン専門ガイドさんによる説明がトンネルの見学できる最終地点のスペースにて行われました。ガイドさんはこのトンネルを一年に何回入るのだろうかと考えると気が遠くなりそうです(笑)みなさん熱心に聞き入っていました。ちなみに安保ツアーはシャトルバスツアー独自のツアーではないので日本語ガイドはありません。バスツアーで一緒に回る方は、ガイドというよりは引率者という感じですね。

 

 

 

 

 

北朝鮮側のトンネルの端の写真です。

 

 

 

 

このトンネルを探すために地上から穴を開けて確認する作業途中で地雷が爆発して、という事故があったようです。それ以外にもトンネル確認のときに亡くなった方はいたようですね。。慰霊塔がありましたね。

 

 

 

 

 

すぐ横にある建物はトイレ休憩所と規模は小さいながらも北朝鮮軍と韓国軍関連の展示があります。

 

 

 

 

 

 

 

コチュジャンを携帯していたというのがぐっときました。若い兵士さん(軍役なのかよくわかりませんが)の厳しい表情の中にもあどけなさがあって、警備お疲れ様と心の中でつぶやきました。