江原道の原州(ウォンジュ)では、毎年原州の代表料理大会というご当地グルメ開発に向けた大会があります。
2017年に大賞を受賞した自然派レストランが気になっていました、山奥にある一軒家レストラン「農夫家(ノンブガ)」です。원주관찰사밥상(原州クァンチャルサパプサン)という山の幸をたっぷりと使った定食を見て、このお店で食べてみたいなと思っていました。
しかしそのレストランは、車でないと行けない本当に山の奥にあります。体調をととのえてソウルから安全運転で向かいました。レストラン予約の時間に予定通り到着。
レストランの入り口には「郷土飲食・原州桑の葉ごはん」とありました。
この桑の葉ごはんはご当地グルメとして最近開発されたメニューで、原州市内でもぽつぽつと出すお店が増えています。このお店でも食べられるみたい!
本当にここで合っているのかしらと不安になるくらい静か、そして周りは山、山。人がいません。けれどもドアを開けるとオーナーがあたたかく出迎えてくれました。
とても落ち着く空間。ポジャギのカーテンがとても印象的です。
大賞を受賞した定食もよかったのですが、私と子どもの三人で食べるには量が多すぎることもあり、桑の葉ごはんをリクエストしたところ、江原道ナムルごはんとミックスさせた特別メニューを提供してくれることになりました。一人15000ウォンです(2019年3月現在)
まずは前菜
新鮮な野菜に、プラム酵素液・オリーブオイル・りんご酢で作ったオリジナルドレッシンクをかけたサラダ、桑の実(オディ)の寒天ゼリーに柚子ジャムと松の実をのせたもの、そして木蓮の花のお茶が出てきました。どれも大変ていねいな仕事ぶりが伝わってきます。感動しました。食事で心動かされるってなんて幸せなことでしょうか。
そして次々とおかずが運ばれてきました。
白キムチは中にパプリカと人参、大根が入っていて可愛らしい形に巻いてあります。となりにあるのは唐辛子のプガク(上新粉をつけてカラッとあげたもの)、その上がしいたけの軸とナスのナムル、そして生栗のキムチ。
桔梗の根を炒めて柚子ソースであえたもの、ごま油の香りが香ばしいブロッコリーの炒め物、そしてスケトウダラの皮のカンジョン(甘辛ソースで和えたもの)、コマク(赤貝)の唐辛子酢味噌がけはこどもたちに大人気。カンジョンは3回もおかわりしてしまいました。
7種類のナムルは山菜の名前をもう覚えていないのですが、心地よい苦味と滋味にあふれとても食べやすかったです。
このナムルをこの桑の葉と人参のごはんとよく混ぜていただきました。ごま油も大変香ばしく素晴らしいひとときでした、おおげさでなく。
わざわざソウルから、しかも外国人が、そして子ども連れということでいろいろサービスをしてくださいました。こちらは海苔のチヂミ。レンコンの歯ごたえと海苔のもっちりとした組み合わせが印象的でした。
どんぐりのムク(ゼリーのようなもの)を無農薬で育てた白菜と一緒にいただく箸休め。ナズナの唐辛子酢味噌和えがアクセントになっています。こんなにおいしいナズナの和え物を今まで食べたことがありません(大げさ)
そしてびっくりしたのがおこげです。こちらはカリカリの状態のものをそのまま取り出してくれたもの。お湯を入れていただくスンニュンのほうの香ばしさはこれまた初体験ものでした。
これも特別サービスで。外はカリッ、中はねっとりとした大学芋(韓国ではマッタンといいます)。かぼちゃの種のトッピングで香ばしさがさらにアップ。こちらも今まで食べていた大学芋って何?と思うような味でした。
もしいく機会があれば!おすすめです。わざわざ行ってよかった!と思える味でした。
⬛️農夫家(ノンブガ)농부가
강원도 원주시 부론면 사기막길 400
江原道原州市富論面サギマッキル 400
電話:033-765-3279
11:00〜22:00
予約要












