PM2.5で大気の状態があまりよくなかったにも関わらず、車で江原道の原州(ウォンジュ)の山へドライブに行くことにしました。

その目的は、2017年度原州料理コンペで大賞を受賞した「農夫家(ノンブガ)」というお店にごはんを食べに行くためです。なぜわざわざ!ですが車でしか行けないそれはそれは山深いところにあるお店。けれども原州はソウルからとても気軽に行ける江原道なのです。

ITX青春で春川や江村(カンチョン)に行くように。

というわけで出発。自宅からは約130キロメートル。高速道路が続くのは緊張して疲れてしまうので適度に一般道も入れたコースにしました。

所要時間は約3時間です(高速を使えば2時間20分くらい)

 

このような山道を結構走りました。

 

 

 

 

 

今回ご紹介するのがこちら、敬天墓(キョンチョンミョ)。新羅の第56代王の敬順王(キョンスンワン、在位927~935)の影幀(ヨンジョン、王様の絵)を祀っている廟です。王は高麗の王健(ワンゴン)に政権を譲った王様なのだそうです。

 

なんと平日は観覧不可。残念。

 

 

 

けれどもどうです、なかなかきれいに撮れていると思いませんか?(笑)門の間から撮りました。
 

 

 

 

このあたりの地名がクィレ面といいまして、変わっている名前だなあと漢字を見たら、貴来(クィレ)でした。つまり貴人である王様がいらしたところ、という意味ですね。王は龍華山(ヨンファサン)にお寺と弥勒仏(磨崖仏)を造りました。

 

 

 

 

この道をまっすぐ森の中への進んでいけばお寺の跡と弥勒仏を見に行けます。このとき霰まじりの雨が降ったあとで、地面が大変歩きにくい状態だったので行くのはやめておきました。

 

 

 

 

というわけでトイレにあったこの写真をここにはっておこうとおもいます。この仏を見たかったのですがね。

 

 

 

 

弥勒山への入口です。なんともひっそりとした雰囲気。特に目立つ案内板もないので本当にここで合っているのかと不安になりますね。

 

 

 

山の入口には売店があり、駐車場スペースが。敬天廟には車は入れないのでここに止める事になります。周囲には何もないので、ここが実質駐車場。売店利用者以外はお断り、なのであとでお菓子と飲み物を買うと告げてとめさせてもらいました。

 

 

 

 

廟を見た後はまたドライブ。山の稜線がどこまでも続き、また雨上がりで空気がきれいになって気持ちのよい時間を過ごすことができました。本当に何もない田舎なのですが、冬のこういう風景の中を走るのはよいものです。

 

 

 

 

途中でこんなオブジェ?も。