全羅南道・康津の食堂を二店ご紹介! | りうめい、俺の韓流

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韓国にいるからこそできる韓国料理や韓国中華などのネタもアップしていきます!

全羅南道(チョルラナムド)の康津(カンジン)のサポーターズとして活動しております。今回はツアーで行った食堂をふたつご紹介したいと思います。

 

1.ウォルミド食堂
康津バスターミナルから約500m、徒歩10分以内で行かれるところに位置。ナクチ(テナガダコ)料理をはじめ、全羅南道らしい海産物を中心としたメニューが楽しめる庶民的なたたずまいのお店です。

 

 

 

 

メニューを見てみると、ナクチ鉄板、ナクチの和え物、ナクチヨンポタン(栄養たっぷりスープ)などがありますね。

 

 

まずはこちら、ナクチの鉄板焼きです。玉ねぎ、セリ、豆もやしがたっぷりのせてあります。

 

 

ぐつぐつしてきたら、お店の方が無造作に二匹の生きたナクチを投入。みなさんの驚きの声があがる瞬間です。

 

 

にょろにょろぬるぬると外へと逃げ出そうとするナクチを容赦なく鍋に戻すお店の方(笑)、数分すると観念したかのように動かなくなり、見事鍋の食材となりました。そしてちょきちょきと食べやすい大きさに切っていくのをいただきます。

 

 

 

見てください、このつやと質感。いかにも新鮮に見えると思いませんか?一口食べたらそのぷりっとした食感に驚きました。タコは苦手なのですが、新鮮でぱくぱくいけました。

 

 

 

パンチャンとよばれるおかずたち。しっかりと漬かったキムチは南道らしいチョッカル(塩辛)の味が強めの個性豊かな味。濃い目の味付けでごはんがすすみます。生海苔の和え物やアオサの酢の物など海のおかずもあります。

 

 

こちらはナクチムッチム、テナガダコのピリ辛和えです。太目の茎のセリと生のにんじんの食感と、テナガダコのぷりっとした食感のハーモニーを楽しめる一品です。

 

 

 

こちらはキムグッという海苔のスープです。冷たくしたうすいだし汁に適当にちぎった海苔を入れただけのシンプルな一品。最初は口の中の上の部分にほとんどの海苔がはりついて難儀します。スープと一緒にうまく飲むのがコツですね。

 

 

 

 

なんだよ、海苔いれただけじゃないの、となんとなく下に見るような声があちこちから聞こえてきましたが、食べるとこれがけっこうおいしい。これは家でもやってみてもいいなと思いました。

 

 

 

 

■ウォルミド食堂

住所:

全羅南道 康津郡 康津邑 ポウンノアンキル18

전남 강진군 강진읍 보은로안길 18

電話番号:061-433-6133

地図はこちら (韓国語)

 

 

 

2.タオン食堂

こちらは1泊2日のツアーの二日目朝に行ったお店です。自家用車がないとアクセスが難しいところではありますが、こちらのお店の朝ごはんがとてもよかったのです。

 

素朴なまちの中にこぢんまりとある食堂です。

 

 

こぢんまりとしていながらも、店内は50人くらい入れそうな広さでした。お店を切り盛りする方がせっせとおかずを用意していました。

 

 

 

朝からボリュームいっぱい!赤・黄色・緑と色のバランスも考えているかのようなカラフルな食卓。ナムル、野菜、炒め物、辛めの和え物、漬物、ここに焼き魚までついてきました(写真には入ってませんね、残念)

 

基本の朝ごはんセットは7,000ウォンとのこと。今回準備したのは特別仕様で1万ウォンだそうです。

 

 

 

素材のよさがわかるあさりのスープ。絶品でした。

 

 

あさつきのキムチなのですが、こういうひと手間にお店の人柄がわかりますね、食事をていねいに作っているということですね。

 

 

小さなカニの甘辛の和え物が個人的に大ヒット!ごはんをたべすぎてしまいました。

 

 

なんと同じテーブルに座ったオンニ(お姉さん)が大のお酒好き!朝のお酒がおいしいのだと、焼酎とビールを混ぜてみんなに飲めと(笑)オンニは一番おいしい比率を知っているのか、これが結構おいしかったです。朝からお酒を飲んだのは初めてです。こちらのお店、焼酎を3,000ウォンで販売していました(だいたい4,000ウォン)。

 

 

 

 

■タオン食堂

住所:全羅南道 康津郡 大口面 スドンキル 17-7
전라남도 강진군 대구면 수동길 17-7

電話番号:061-433-0844

地図はこちら (韓国語)

 

 

康津へ旅行される方の参考になればよいです~