こちらの続きです。
最後はおまけ的に楊口近現代博物館と楊口先史博物館に寄りました。もういいよ、早く帰ろうという雰囲気がバスの中に充満していたものの、ここが意外によかったのです。
二つの博物館があるのは北漢江の流域。先史博物館ではこのあたりで旧石器時代、青銅器時代など先史時代の遺物を展示しています。
時間は30分もなかったので、とりあえず回って見る程度でしたけれども楽しかったです。後ろにはコインドル(支石墓)公園もあるそうですね。
三葉虫に力が入っていました。
この作り物感たっぷりの三葉虫の模型に心つかまれましたね。キーホルダーがほしいです、楊口の。
ゆるい野外展示。支石墓はお墓をむやみに彫ると上にのっかっている巨石が倒れて墓泥棒は命を落とすような設計になっているんですよ、とこちらの歴史の先生が言っていましたが、その話を聞いてなるほどなあと少し納得してしまいました、本当のところはどうなのでしょう。
ここ面白いなあと思ったのは、博物館の敷地内に酒幕があることです。
含春酒幕と看板にあります。
博物館前の川の景色はなかなかで、朝鮮王朝時代に酒幕があったみたいですね。その酒幕を再現していますが、現在は残念ながらお店から直接この景色を見ることはできません。
楊口近現代史博物館も簡単に回りました。パク・ミンイル博士、ソン・グァンホ記者、キム・ヒョンソク博士三人の寄贈品を展示、公開しているところだそうです。
楊口にスポットをあてたピンポイント新聞記事をさっと見て…
いろいろレトロなものが展示してあってなかなか面白いです。本当はじっくり見たかったのですがね、残念!
個人的にぐっと来たのは世界の切手コーナー。
北朝鮮の切手がキッチュでとてもかわいいのですよ。
イラストの雑な感じにぐっと来ます。ああ、ゆっくり見られたらなあ。
最後は楊口名品館という、楊口特産品を販売するお店に寄って帰りました。
楊口シティツアーバス、長い間お付き合いいただきありがとうございました。一日で回るので観光ポイントそれぞれの時間が短くなってしまうのは仕方がないものの、効率よく楊口をまわりその魅力を感じることができるのでおススメです。
機会があれば別のコースに挑戦してみたいと思います。
■楊口先史博物館
住所:
강원도 양구군 양구읍 금강산로 439-51
江原道楊口郡楊口邑金剛山路439-51
電話番号:033-480-2677
入場無料
サイトURL:http://www.ygpm.or.kr/ (韓国語)
■楊口近現代史博物館
住所:강원도 양구군 양구읍 금강산로 439-52
江原道楊口郡楊口邑金剛山路439-52
電話番号:033-482-1945
サイトURL:https://www.much.go.kr/cooperation/net/akk.do
(韓国語)