あけましておめでとうございます。

 

2017年、今年から旅行の報告用だけでなく(汗)、日常もアップしたいと思います。それが今年決めた目標の一つです(三日坊主の可能性もありですが)。どうぞよろしくお願いします。

 

景福宮の脇にある国立民俗博物館の特別展<때時깔色, 私たちの生活に滲む色>にようやく行ってきました。

 

 

 

 

展示はこぢんまりとしたものです。大きく三部に分かれており、一部は単色、二部は配色、三部は多色となっています。

写真はほとんど撮っていないのですが、簡単に説明します!
単色は韓国の情緒と価値観を表す五色(白、赤、青、黒、黄色)それぞれ小部屋があって、見ごたえありました。

 

 

韓国といえば今は唐辛子の赤と緑、アジュンマたちの赤と紫、どこにでも見受けられる翡翠色(玉色、コリアンミントグリーンとも)というイメージが浮かぶかもしれませんが、基本は白!昔から白衣民族とも言われ、白い服を着ることが多かったのだそうです。

 

 

 

 

 

白磁の美しさ。昔の粋人は徹底したシンプル主義で、素朴な生活をしていたそうです。それは地方の古宅などを訪れると感じられます。

 

 

 

 

 

1910年から1936年までは日本が統治していた時代。そのとき白い服の変わりに黒やグレーの服を着るように強要した、そうなのです。これはちょっと驚きました。

 

 

 

 

 

で、洋服屋さんの店に“色服”というスローガンをかいた旗を飾っていたらしいです。
この“色服着用旗”はちょっとうーん、ですね。黒は古い時代から高貴な色、社会的地位の高い人や学者が見につける色という習慣はもちろんあったものの、白衣民族が黒やグレーを着るのは抵抗あったと思います。着なかったからといって、何か罰則があったのかどうかは要確認ですね。登録文化財第615号指定。

 

 

 

 

 

 

色を表現する形容詞が多いのが韓国語の特徴のひとつ。“白”だけでもこんなにあるんですよ~基本五色ともだいたいこれくらいの量で色を表す言葉があるみたいです。

 

 

 

 

 

二部の配色のコーナーでは五行陰陽に基づいた色についての説明がありました。相生・相剋などなんだか難しかったです。このあたりを知っていると、歴史文化遺産をみるときもっと理解が深まるかもしれませんね。

 

五つの色で鮮やかに描かれた巫女の絵に釘付けになりました。大胆な構図と色づかい。

 

 

 

 

三部は多色。王宮に飾ってある屏風のような“日月五峰図”や、チョガッポと呼ばれる韓国の伝統的な風呂敷に用いられる色にいろいろな意味があることを知りました。1960、70年代の人形がとてもかわいかったです。ちょうどいい色味で。

 

 

 

 

ちょっとぼけててすみません。これは“詩箋紙(シジョンジ)”という詩を書くために使われる便せんです。この間木版画で模様を摺る体験をしてきました。これ、韓紙の色とインクの色がとにかくステキ。セットで販売してくれないかな~

 

 

 

 

全350点の展示です。2016年12月14日から2017年2月26日まで。10月から国立民俗博物館は年中無休となりました。機会があればぜひ足を運んでみてくださいね~

こちらをご参考まで