幼児期から便秘になやんでいたけれども、まあそれが自分の体質だから仕方ないと思ってました
私にとって、「便秘が通常運転」だったわけです
高校時代に初めて痔核が出てきて、いぼ痔であることがわかってからは、「内痔核あるのが通常運転」でした
便秘や痔があたりまえになってしまうと、つらいときもあるけれども、まあそれでなんとか生きてきた
わたしはそんなものと割り切ってしまっていた
でも、毎日の排泄が苦痛になって、ようやく自分の「異常運転」に気がつけた
事故など突発的に起きたことによる怪我や感染症などを除けば、病気はいきなり罹るわけではない
長い時間をかけて、つくられていく
身体の中は自分では見れない
だから、気がつけない
肛門もじっくり時間をかけて不調になるので、なかなか気がつけない部分である
私は気がついてはいたけど、どうしていいかわからなかった
毎日快便だと思っている方でも、実は痔であることもある
何かしら肛門にトラブルがあったら診ていただくことが大切だ
ただの痔ならばしばらく放っておいても、命にかかわらないため、早めに痔であることを確かめてもらう方が安心する
とはいえ、肛門科に通院するのは心のハードルがが高すぎる
肛門に指を入れて触診されるのは恥ずかしいし、怖い
とすると、さしあたって日常生活に支障がでなければ、通院することもない
私は20年以上、便秘と痔を「通常」の状態としてきた
内痔核が戻らなくなったときは、肛門科に行って応急処置はしてきたが、根本的な治療には辿り着けなかった
そして、ついに日常生活が立ち行かないほどに便秘も内痔核も極まってしまった
生きていくことすら、あきらめそうになっていたギリギリな身体と精神状態のときに『出残り便秘®︎』の概念に出会えたのだ
私のようにギリギリまで追い詰められる前に、出会ってほしい
本当ならば、幼児期から学んでおいてほしい
そんな内容です