身体は清潔に。


いつも泡を立てて、頭も肢体もゴシゴシ洗っていました。もちろん、デリケートゾーンも丁寧に石鹸で洗っていました。


ウォシュレットも内痔核が酷くなるまでは使っていました。「強」でさらにターボ機能。痛みでウォシュレットが使えなくなっても、清潔にしなくてはと排泄後はお風呂場でシャワーをあてていました。


それらすべてが私の身体にとっては悪影響でした。頭皮は謎のかゆみとカサブタができ、肌も乾燥し、肛門は内痔核。潔癖が生んだトラブルに見舞われ、すべてを見直しました。内痔核は「出残り便秘®︎」が大元ですが。


今はシャンプーや石鹸等の洗剤はほとんど使っていません。シャワーも顔やデリケートゾーンには直接あてないようになりました。そのかわりに湯船にはしっかり入ります。


最近まで手洗いだけは石鹸でこまめにしていましたが、料理や食事の前のみ石鹸を使うようになりました。今年の夏の初めごろから手の皮膚が悲鳴を上げている感じがしたからです。食器洗いもなるべく洗剤を使わない方法を見つけました。


切り替えてみると、洗わないと気が済まなかった過去が嘘のように思えるほど、今は洗いすぎることの方が奇妙に感じます。


もちろん、不潔万歳とは思っていません。清潔感は大事ですし、ともに過ごす相手が不快になるようなことはしません。


ただ、ゴシゴシ洗わないと汚いという思い込みを改めただけです。本当にゴシゴシ洗ったら、綺麗なのか?


肛門については、「出残り便秘®︎」で💩が出残っているから汚かったのです。洗い続けて肛門をボロボロにするより、便通ケアを続けてスッキリ出し切ることの方が解決策になるのです。「出残り便秘®︎」が解消されることで、痔のトラブルも緩和されます。


髪の毛についても、私たちは毛穴の油分を全て洗い流さなきゃいけないと刷り込まれています。必要な油分までシャンプーは洗い流してしまいます。


すべては思い込みです。綺麗にしないと、病気になると思い込んでいる。毛穴の中まで綺麗に洗浄しないと、人から嫌われると思い込んでいる。


でも、綺麗にしすぎて、かえって病気を招いてしまいました😆



このご本を読んだ翌朝からは、肛門を洗うことをきっぱりやめました。


特に肛門は皮膚の中でもデリケートナンバーワンです。頭や肢体はともかくとして、肛門だけはゴシゴシ直接こするのも、シャワーをあてるのも、NGです。


私にとっては、青天の霹靂のような内容のご本でしたが、自分の症状の原因がすっかり網羅されていて、即実行・即通院予約となりました。


来週は1年点検のための大阪肛門科診療所の通院です。肛門や便通ケアがきちんとできていたか、しっかり診ていただく大事な機会です。