「奉納」という言葉が念頭にあった。
沼島・淡路島をめぐる旅。日本の始まりの地を訪れ、写真撮影をする。
4月から始まったこの企画。
6月にはご挨拶と下見を兼ねて、初めてこの地に赴いた。
「奉納」とは?
何を奉納するか?
ここでいただいたエネルギーを自分の身体を通して表現すること。
そのための写真撮影をする。
そして、写真集を作成する。
素人が一体何をし始めるのか?と自分でも疑問に思ったが、私が常に目標として掲げているのは「めぐり」であり「エネルギーの循環」である。
「エネルギーをいただけてよかったー」で終わりにできるか?いや、できない。私の身体を通り道として、何かを出していくことが大切なのだ。
「奉納」とは、いただいた「めぐみ」を「めぐらせる」ことではないか。
今日からちょうど神嘗祭が始まる。今年実った新穀を神様に捧げる。実は知らなかったのだが、ちょうどお土産に買った赤福のしおりに書いてありました。
実際の撮影会は、本当に楽しかった。
しばらく余韻に浸りつつ、次は写真集作成です。
それだけでなく、創作は次々に続きます。永遠にめぐる輪のように、受け取り、昇華し、出していく。
💩がめぐった身体になったからこそ、できる活動です。まずは、「💩から始めよ」です。そしたら、💩以外に「出す」を広げていけばいいんです。