今日は八ヶ岳登山の送り迎えに行ってきた。夫を登山口で下ろして、迎えに行く。下り口が違うことが多い。


一緒に登山する体力はないが、待っている時間を楽しむことはできる。


八ヶ岳周辺は、美しい水辺があったり、縄文遺跡があったり、森があったり、飽きることはない。


ただ、今日は眠かったので、待ち時間の7割ほどは寝ていた。Google Mapsを開いて、気になったところに行ってみる。


今日は「大滝神社」というのを見つけた。



地元の方が絶え間なくお水取りに来ていました。神社の背後の崖にも、たくさんの祠や磐座があり迫ってくるものがありました。


次に向かったのは、「水車の里公園」。白州のあたりです。白い紫陽花が綺麗でした。


甲斐駒ヶ岳や富士山が見え、田んぼが広がっていました。水車をめぐる水路も綺麗でした。


その中でも、私は用水路をしばらくボーッと眺めていました。小学生の頃も、同じように学校帰りに眺めていたことがよくあったことを思い出しました。


豊かな水の流れを見ているだけで、気持ちが満ちてくる感覚。ただただ、滔々と流れていく。


ああ、子どものときから、この流れの豊かさに心惹かれていたんだと気がつきました。



豊かにエネルギーがめぐっていく様子。


子どものときに感じた「めぐり」の感覚を、今になって取り戻したのだなぁと用水路に渡した石橋の上で感じ入っていました。


そこからは富士山が見えて、黄金色に実った稲穂があって、ただそれだけでもう心が満ち満ちていました。