内痔核は手術を受けることで治ります。

(大きく育ち過ぎてなければ、便通ケアのみで緩和します)


私は内痔核を一気に切除するのではなく、糸で括って落ちるのを待つ手術を受けました。2週間くらいかけて、ゆっくり切り取るイメージです。


ククって落ちた後の傷が癒えたところで、完治となります。


1ヶ月から3ヶ月くらい。人によって、治癒期間は変わります。2ヶ月くらいが平均的です。早く治ったからいいとか、遅いからよくないとかいうことではありません。


完治した後、美しく使いやすい肛門になっていることがいちばんの目標です。


私は2ヶ月ちょっとかかりました。1月28日に手術して、4月2日に完治。大阪には手術を含めて10回通いました。


その2ヶ月は学校で働いていましたので、仕事をしながら、術後ケアをしていました。


術後、大阪から自宅に戻って、翌々日の月曜日は出勤しました。とはいえ、あまり動くことができず、最低限のお仕事をさせていただき、2週間ほどは休みがちでした。やはり痛い。


周りの方々には、カミングアウトしておりましたので、気遣っていただき本当に助かりました。私の場合は、手術前からあまりにも辛い毎日だったので、言わざるを得なかった状況でした。


術後、どんなに痛くても「💩スッキリ」が大事。


術後2週間で少しずつ少しずつ手術を受けた肛門との信頼関係を築いていきました。坐剤を入れるだけでも、一苦労です。


坐剤挿入はその前から行なっていましたが、ククった内痔核がある中で入れるのに慣れるまで時間がかかりました。


また、ククッた内痔核が落ちていった2週間目以降は傷があります。その傷がある中で、奥まで入れるのが怖かった。


どんなに怖くても、「💩スッキリ」が大事。


術後、2週間過ぎた頃からは、毎日出勤もしていました。朝、「💩スッキリ」を心がけました。


さすがに職場で「出したい」が来ても、対応する自信がなかった。だから、朝のうちにスッキリさせておくことが安心だったのです。


今では自然な便意を待っていますが、通勤しながらの術後ケアは最初から坐剤で便意を促していました。朝2回入れるようにしていました。


「💩スッキリ」は本当に大事です。

「💩スッキリ」できていなかったから、内痔核を育ててしまったのです。元の便通に戻ったら、内痔核も戻ってきます。


痔は手術で治っても、便通は長年の身体のリズムなので、治るまでに時間がかかります。


2022年の4月に内痔核は完治しましたが、便通ケアは今も続けています。それがめんどうくさいとはあまり思っていません。


40年便秘を続けて、10代から内痔核を育てていた私です。「溜めるトレーニング」で身体も心も動かなくなっていました。


もっと身体となかよくなりたい。

もっと自身のめぐりのリズムを刻みたい。


「出すトレーニング」は始まったばかりです。

溜めることなく、めぐらせたら、どんな人生になるか、自分の身体を使って実験しています。実験が楽しいので、今も続けられているのかもしれません。


💩が通じたら、本当に幸せだと実感する毎日です。