これ買うとき、昔のことを思い出した。
ピンクのシーツセットでそろえていた友人。
しかも、フリル満載で。
マジか………
密かに引いていた自分。
わたしにピンクは似合わない。
その子はかわいいから許されるんだ。
わたしには無理だ。
わたしは別の道で輝けるはず。
背が高くて、痩せてて。
ちっともかわいさのカケラがない。
中学校のとき、好きになった先輩に
「あの背の高い女ねーー」と認識されて。
それほど高くもないが、
容姿についてはそれくらいしか感想ないの?
って、落ち込んだ。
かわいいなんて、ほど遠い…。
大学に入って、少しずつメイクを覚えて、
オシャレな友人の影響を受けて、
洋服を自分で選べるようになって。
仕事を始めて、
お金をかけられるようにもなって。
「キレイ」
「ステキ」
「シャープ」
「かっこいい」
って、言われることも増えてきた。
このあたりの容姿コンプレックスは、
すこーしずつ解けていった。
でも、「かわいい」はないよねーーー
って歳を重ねてきた。
一度だけ、異性から、
キレイかカワイイかで分類すると…
「かわいい」方だ!
って言われてビックリしたのを覚えてる。
それがうれしいにも結びつかず、
どこがカワイイんだろう???
疑問だけが渦巻いた。
そして、「かわいい」は永遠に封印🔒🔒🔒
されるはずだった…が
ピンクが止まらない。
ピンクが止められない。
ピンクが
ピンクが
押し寄せてくる
💗💗💗💗💗💗
わたしにとってピンクは
「かわいい」の象徴。
だから、怖かった。
でも、どんどんピンクが増えてきて、
もう隠している場合じゃないって。