4月から始めて、ようやく完成した。
タイトルは先に決まってた。


「不死鳥 三部作」


鳥や翼を描いてるわけじゃないのに。
何故か「不死鳥」…


手塚治虫の『火の鳥』が無性に読みたくて、
買ってきたり。

『ファンタスティックビースト』観て、
フェニックスが気になったり。

朱鳥
鳳凰
朱雀

鳥たちとの日々。
カラスの声を聴いて。
鳥のさえずりを聴いて。
雲雀、鶯…
燕と風に吹かれて。







自由に豊かな気持ちで
描いてたように思えるが…










4月から最近に至るまで、
生きてるってことが苦痛になってた。

身体の痛みや痒み…
身体が思うように動かない。

もう私にはどうすることもできない。
6月の中旬くらいには
生きる気力がほぼゼロに落ち込んでた。
無力感のどん底にいたのだと思う。














「不死鳥 三部作」

わたし自身のよみがえりの期間だったと、
今は感じてる。

わたしがわたしを生きていくための、
わたしが大きく羽ばたいていくための、
サナギの時間。
いったんドロドロにとけて、
カタチが創られる。








息を吹き返してきた私が
となえてるマントラ。


わたしのリズムが
宇宙のリズム💫


わたしはすぐに
他人の時間や社会の時間に
合わせにいってる。
無自覚無意識に合わせにいってた。
もうそれができないことがわかる。
わたしは、わたしに合わせるだけだ。


他人に合わせにいってるって、
自分には何にもできない、
決められないっていう、無力感の証。
自分の中にある大きな大きな無力感という、
重たい荷物が生きる気力を奪ってた。


「6」って、底にためてるように見える。
お腹の中に大事に何かを抱えてる。
だから、6月はマックスに重たかったんだ。


今、少しずつじんわりとほどけていってる。
前のめりになりがちな瞬間、
「なんでそんなに慌ててるの?」
って、自分に言えるようになってきた。




夏至の夕空を見て、誓った。


翼のような雲。
カラスが集まってて、鳥三昧。


「不死鳥 三部作」完成だ。