何にも憂いがなくって

すべて思いどおりになって

みーんな、ゆたかで

みーんな、なかよし

しあわせな理想郷。







きっと、どこかにあるはず。

きっと、いつかたどり着けるはず。











だから、今がどんなに

苦しくても、辛くても

やり過ごせば、いい。


大変な仕事だって、

やっつけちゃえば、いい。


病気だって、

痛み止めとかでごまかしちゃえば、いい。


嫌な人とだって、

その場の空気を大切にして、

ガマンすれば、いい。







いつか、きっと。

こんなに嫌な現実は終わるから。

理想の世界に行けるから。



















そうやって、何にも感じないフリ。

今なんて、どうでもいい。

いつか、幸せになれるその日のために。

今はスルーしてこう。

今感じてること、感じないフリ。





吸ってる空気も

食べてるものも

見えてる景色も

すべらかな肌ざわりも

大好きな香りも

心地よい音楽も。












すべて、上の空で。

理想だけ、ボンヤリと浮かべて。

きっと、きっと、きっと!!!

いつか、行けるって。

































そんなトコ、どこにもない。




















空気すら、

まともに吸えてなかったなーーー😆









点々は

ドコニモナイへの執着から

私を救ってくれた。



点々は

今に集中することを体感で教えてくれた。








はっきり言って、全く合理的ではない。

点々で何かできるのか?

点々なんて、ムダもいいとこだ。


初めは意味もわからず、打ってたけど。

途中、無駄じゃんって思ったりもした。






点々には計画がない。

色も打つとこも、点が決める。

そのときそのとき、決まる。



点々には完成もない。

打ち終わりは、点が決める。

常に未完成なのかもしれないと思う。





ただ、点は常にいまここに存在してる。

ただ、それだけでいいってことなんだ。





理想の明後日を追い続けて

今あることを味わえなければ

きっと、いつか、なんてやってこない。







ドコニモナイは ここにある。

私は今ここである点々を打ち続ける。