啓示17章の緋色の野獣は新拡大EUとなり南の王を滅ぼすことになるのではないか | ヨハネのブログ

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I stay at Kagoshima,Japan after 2-year-stay of Yerevan, Armenia from September 2022.
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【目次】

(1)啓示13章の複合的な野獣と啓示17章の緋色の野獣は両方とも神を冒とくし聖なる者と戦う

(2)啓示13章の最初の野獣も緋色の野獣もいったんいなくなり再び登場する

(3)再び登場する新EUは南の王を憎んで滅ぼすことになるのではないか

 

⑷聖書預言の成就は被造物の自由意志と自由選択によって違ってくる

 

 

 わたしは啓示13章の最初の海から出てくる複合的な野獣と啓示17章の緋色の野獣は同じ実体の特徴を別の観点から詳しく説明したものではないかと考えています。詳しく説明すると、啓示13章の海から出てくる野獣がいったん消滅して、再び北の王によって作られる野獣の像が、啓示17章の緋色の野獣になるのではないかと考えています。

 

 聖書の中では、北の王によって設立される「荒廃をもたらす極めて不快なもの」は、注目に値する実体です。(ダニエル11:31)そして、「違反」のために、神の民のための「聖なる所」が荒廃してしまうのは、ゆゆしい事柄です。(ダニエル8:12)これは、エホバ神の観点からも、神の民の観点からも深刻なことです。

 

 ですから、聖書が「荒廃をもたらす極めて不快なもの」に注目して、それを詳しく説明し、わたしたちがそれを見分けることができるようにしているのは不思議なことではありません。(ダニエル11:31)

 

 イエス・キリストは、「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」が登場したら、神の民は山に逃げるようにと助言をしてくださっています。(ダニエル11:31。マタイ24:15,16)ですから、聖書の中で、その実体を神の民がはっきり識別できるようにしてくださっているのは当然期待できることです。

 

(1)啓示13章の複合的な野獣と啓示17章の緋色の野獣は両方とも神を冒とくし聖なる者と戦う

 

 啓示17章では、緋色の野獣が大いなるバビロンという名を持つ大娼婦を背に乗せて登場しています。(啓示17:3) 緋色の野獣は、7つの頭を持ち、10本の角を持っています。(啓示17:3)その点で、その野獣は、啓示13章の最初の複合的な野獣と同じです。(啓示13:1)また、緋色の野獣は、「冒とく的な名」を持つという点で、啓示13章の最初の野獣と同じです。(啓示13:1;17:3)ですから、どちらの野獣も、聖書の神を冒とくし、反対します。



 
そして、啓示17章では、大娼婦は、聖なる者たちとイエスの証人たちの血に酔っています。(啓示17:6)そして、緋色の野獣は、彼女を乗せているのですから、彼女に協力していますさらに、緋色の野獣は、大娼婦と共に地に住む者たちをぶどう酒で酔わせることをします。(啓示17:2)そして、緋色の野獣は、緋色をしています(イザヤ1:18)キリスト教の本拠地を攻撃して、かなりの死者を出すことによって、すでに罪を犯しているのではないでしょうか。



 

 そして、啓示13章の海から出てくる複合の野獣について、このように預言されています。「野獣は口を開いて神を冒瀆した。神の名と住まい,天に住む者たちを冒瀆したのである。野獣はさらに,聖なる人たちと戦って彼らを征服することを許された」(啓示13:7)


 

 すなわち、北の王は、キリスト教諸国と戦います。また、啓示13章の海から出てくる野獣は、北の王がキリスト教諸国を軍事攻撃することにより、神に信仰を持つ人々に対して攻撃して、内部分裂することになるでしょう。

 

 


 

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緋色の野獣は七つの頭と十本の角を持ち神のみ名を冒とくし聖なる者の血を流す


 

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啓示13章の海から出てくる複合の野獣も七つの頭と十本の角を持ち神を冒とくする名を持ち聖なる者たちと戦う

啓示13章の野獣の像は啓示17章の緋色の野獣と同じではないか


 

 
(2)啓示13章の最初の野獣も緋色の野獣もいったんいなくなり再び登場する


 

 ダニエル11章の預言は、北の王が「キッテムの船」に失意させられますが、反撃することを予告しています。(ダニエル11:30)「キッテム」とは「キプロス」です。キプロスはギリシャ正教会が支配的です。さらに、そこの語を「ローマ人」と訳している聖書翻訳もあります。ですから、現時点では、「キッテムの船」とは、ローマカトリック教会のイタリアとギリシャ正教会のギリシャであると考えています。


 また、啓示11章には、「ふたりの証人」が思いのままに戦うことが預言されています。(啓示11:5)彼らは聖書の原則に反して剣をとって戦うに違いありません。そのようにして「違犯」を犯すことになるでしょう。(ダニエル8:11,12)この二人の証人は、ローマカトリック教会とギリシャ正教会の僧職者たちであると考えています。


 北の王はキリスト教諸国の海軍に敗北したのち、EU軍の一部を率いてキリスト教の本拠地を攻撃すると考えられます。(ダニエル11:30)ですから、啓示13章の海から出てくる野獣は、北の王に率いられて信仰の民を攻撃します。そして、従来の神の民の本拠地は、イタリアのローマが本拠地のカトリック教会と、ギリシャのアテネが一番の中心になつているギリシャ正教会で、ヨーロッパにあります。



 

 啓示13章の海から出てくる野獣は、最初はヨーロッパ諸国中心の統合国家です。EUはおそらく拡大していくでしょう。北の王はEUの加盟国であるはずです。ですから、EUは内部「分裂」をして、立ちいかなくなり、崩壊することが考えられます。(マタイ12:25,26)

 

 

海から出てくる野獣はいったん内部分裂のために消滅してしまうでしょう

 

 

 ですから、啓示13章の海から出てくる野獣はいったんなくなることでしょう。そのため、北の王は「野獣の像」、すなわち「荒廃をもたらす極めて不快なもの」を提唱します。(啓示13:14。ダニエル11:31)




    

 

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EUによって作られようとしている統合軍は将来北の王に率いられてキリスト教国の軍隊と戦うことになることが予想できる
EUは内部分裂のためにいったん消滅することが予想できる


 



 
北の王は・・・・


以前の北の王のために像を作ることを提唱する







  そして、啓示13章の後半では、子羊のような二本の角を持つ野獣が、最初の野獣のひとつの頭の野獣の像を作ることを提唱します。(啓示13:14)ですから、啓示13章の海から出てくる野獣が存在しなくなっているからこそ、子羊のような二本の角を持つ野獣は、最初にキリスト教国と戦った野獣、最初の北の王のために像を作ることを提唱するのではないでしょうか。

 

 

それは、啓示11章で予告されている「底知れぬ深みから上ってくる野獣」です。



  そして、「底知れぬ深みから上ってくる野獣」が戦って、この「ふたりの証人」と戦って殺すことになっています。(啓示11:7)「二人の証人」が北の王に敗北するのは、「違犯」のためです。(ダニエル8:11,12)ですから、キリスト教諸国家が北の王の軍勢、また、EUの軍勢そして、新EUの軍勢から軍事攻撃を受けることになります。

 

 

 







 

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二人の証人たちは預言をするものの剣をとって戦い神に対して違犯を犯すためにEUと新EUによって軍事攻撃を受けることが予想される

 




  すなわち、北の王によって提唱される新EUの軍隊を備えた複合国家は、南の王と共にキリスト教諸国を攻撃してその僧職者たちを南の王の土地に捕らわれとして連れていきます。二人の証人は後になって霊的な「エジプト」「大いなる都市」「大いなるバビロン」、すなわち南の王の土地に捕らわれとして連れていかれることになっています。(啓示11:8:16:19)
 

 

 さらに、啓示17章の緋色野獣について、「あなたが見た野獣はかつていましたが,今はいません。しかし底知れぬ深みから上ろうとして 」いると説明されています。(啓示17:8)ですから、この緋色の野獣は、いったん、なくなった後に再び登場する野獣です。とりわけ、緋色の野獣の方は、再び登場した後のその野獣に特にフォーカスしています。


 

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緋色の野獣はかつていたがいなくなり底知れぬ深みから上ってくるのでいったん消滅した拡大EUが野獣の像として再び現れることになる


 




 

 それで、啓示13章の複合の野獣として存在していた野獣が、いったんなくなり、また、北の王によって提唱され、再登場するのが野獣の像であり、緋色の野獣になるのではないかと思います。

 

 それで、拡大EUは、2度目には、北の王によって提唱され、ひとつの軍隊の機能を持った複合国家として再登場する事になるのではないかと思います。



(3)再び登場する新EUは南の王を憎んで滅ぼすことになるのではないか

 

 啓示17章によると、再び登場する新拡大EU10本の角は、北の王に王国を差し出すことが預言されています。(啓示17:15)すなわち、おそらく自国の支配権を北の王に提供することになるのではないでしょうか。 

 

  再び登場した新拡大EUは、いずれ南の王を憎むことになり、南の王と戦うために、北の王に権威を与えることになるのでしょう。(啓示17:13,16)そのようにして、北の王に権力が集中することになるのでしょう。 

 

 緋色の野獣は大娼婦を憎み、火で焼き尽くすことが予告されています。「あなたが見た10本の角と野獣は,娼婦を憎み,破滅させて裸にし,彼女の肉を食い尽くし,彼女を火で焼き尽くします 」(啓示17:16)


 

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緋色の野獣は大いなるバビロンを滅ぼすことが預言されている
新拡大EUが南の王を滅ぼすのではないか




 

 それで、北の王は、再登場する新拡大EUなどの全世界の反米勢力を率いて、南の王に最後の総攻撃をすることになるのではないかと思います。それは、大患難となります。そのことと調和して、ダニエル11章にも北の王が南の王に総攻撃を加えることが預言されています。(ダニエル11:40,42)それで、EUの軍隊を含めた北の王の軍勢南の王を滅ぼすことになるのではないでしょうか。(啓示17:6)
 

 

 以上のことは、わたしの推測がかなり、入っています。そして、通常、わたしは初めて新しい解釈をする時は、あまり、自信がありません。それでも、聖書預言を解釈する上で、できるだけ他の聖書の言葉を参照して、聖書的な根拠によって述べるようにしています。

 

  それで、これからも、これらの解釈が正しいものであるかどうかを聖書に他の個所を読み続けて検証していきたいと思います。

 

(4)聖書預言の成就は被造物の自由意志と自由選択によって違ってくる

 

 しかしながら、聖書の預言は、実際のところ、時が来なければ、十分に正確に解釈することは不可能です。なぜなら、物事の進展は、被造物の自由意志や自由選択によって異なっていくからです。警告となる預言に聞き従うかどうかで、預言の実際の成就は異なってきます。また、エホバ神も、被造物おのおのの自由意志と自由選択を考慮されるからです。

 

 ですから、まだ、北の王がイラクやシリアなどどこの国家になるのかは、まだ決まっていないと思います。あるいはイラントルコが今後将来どのような行動をとることになるのかは、まだ決まっていないと思います。各国がどのような選択をしていくかによって結果は異なっていくと思います。それで、事態の進展を見ていかなければなりません。



 

  それで、聖書預言からすると、拡大EUに属している諸国家は、いずれ内部の分裂により消滅すること、そして再び北の王により、設立されることを予期できます。そして、新拡大EUは南の王米国を軍事攻撃により、滅ぼして終わらせることになることが預言されているようです。(啓示17:16)

 

 ですから、EUに加盟しているということは、神の目から見ると、望ましいことであるとは言えないことになります。非EU諸国の方が、南の王と永続的な良い平和な関係を保つことができることになります。