うつ病(13)-薬や医師にどこまで頼れるか | ヨハネのブログ

ヨハネのブログ

I am Japanese female Christian Masako
Katahira, age 66.

I stay at Kagoshima,Japan after 2-year-stay of Yerevan, Armenia from September 2022.
I love Jehovah God and the Bible.
I explaine Bible
prophecies in my
Yohane no blog.


        治療をすることによって多くの人が回復する


うつ病は、治療をすると治るのでしょうか。ウィキペディアによると、日本での研究では、6か月程度の治療で回復する症例が、50パーセント程度であるとされています。多くの症例が、比較的短い治療期間で回復します。しかし、必ずしもすべての症例で、簡単に治療が成功するわけではなく、20パーセント程度の症例では、1年以上うつ状態が続くとも言われます。また、一旦回復した後にも、うつ病を繰り返す症例もあります。このように、様々な経過をとる可能性があります。


しかしながら、半分の人が病院での治療によって回復しているということは、専門家の助けを求めることが賢明であることを示していると思います。ネットの中では、繰り返し自殺を図る程の重症のうつ病であったにもかかわらず、医師の言う通り、薬を服用し続けた結果、うつ病が完治したという経験も載せられていました。しかしながら、病院の治療によって治らないケースがあることも覚えておく必要があると言えます。


           薬で治る場合と治らない場合


本人の性格や考え方に起因していない、脳内の神経伝達物質の働きが悪くなっていることが原因のうつ病は、抗うつ剤がよく効きます。その場合の、基本的な治療法は、薬を服用して、十分な休養をとって回復を待つことであるとされています。


その場合のうつ状態は、気の持ちよう努力などで変えられるものではないと言われています。また、変えられないものを、変えようと無理をすれば、かえって症状を悪化させると言われています。 


しかし、本人の考え方や現在の環境が原因でうつになっている場合、抗うつ剤は効きません。その場合は、本人の環境を変えたり、考え方を調整したりする必要があります。

 

            薬を盲信すべきでない


ウィキペディアによると、ある抗うつ剤の販売によってうつ病患者が増加したという統計があるそうです。米国は、そうした抗うつ剤について警告を発しています。しかしながら、現在社会状況が悪化していることを考えると、うつ病患者が増えるのも不思議ではありません。薬剤被害者や家族でつくる「精神医療被害」を訴える組織がありますが、その組織の主張によると、抗うつ剤によってうつ病が重症化し、自殺に至る例もあるそうです。


日本うつ病学会は初めて、安易な薬物投与に警鐘を鳴らすガイドラインを公表しました。それによると、軽症うつ病の場合、安易な薬物療法は避けるべきであり、重症、中症うつ病の場合、1種類の抗うつ薬の使用を基本とし、十分な量の抗うつ薬を十分な期間に渡って投与すべきであるとのことです。私は、うつ病の医学的治療について専門家ではありませんが、専門家のうつ病学会が一種類の薬物で治療することを勧めていることは、考慮に価すると思います。また、米国などでは1種類または2種類の薬で治療する単剤処方が基本とされているそうです。


向精神薬の大量処方や不適切な診断で、病状が悪化してしまう例があるそうです。その場合は、副作用が大きくなるかもしれません。しかし、医師の不勉強のため、また、その方が診療報酬が高くなるため、医師が薬剤投与に頼る傾向があると言われています。


それで、副作用に関する十分な説明もない場合は、その医師は、自分が投与している薬について不勉強かもしれません。厚生労働省は2010年、「向精神薬の飲み過ぎが自殺につな がっている可能性がある」として、日本医師会や医療機関に長期、多量の処方の注意を呼び掛けたということです。


このことは、自分のかかっている病院が複数の薬を大量に出している場合、それが果たして効果的か疑う理由となるかもしれません。薬を盲信しないことが必要です。副作用の説明も十分に受け、症状がかえって悪くなったと思ったら、薬を変えてもらうことも必要です。また、かかっている病院を変える方が賢明な場合もあるかもしれません。


しかし、実際に抗うつ剤が効果的で、うつ病を治したりするケースも実際にあるのですから、薬を用いることについての柔軟性のある取り組みが必要だと言えます。しかし、やみくもに盲信するとかえって結果が悪い場合もあります。


イエスは病人には医者が必要だと言われました。(マルコ217)しかし、一世紀に自分の病気のためにさまざまな医者にかかり資産を使い果たしても、かえって症状が悪くなった女性もいたことを聖書は記録しています。(マルコ52829)聖書は、人に過度に頼っても失望させられる場合があることを述べ、天と地の創造者エホバに頼るのが賢明であることを示しています。(詩編1188914635)薬や医師には、慎重に頼るようにしましょう。



$ヨハネのブログ


 クリックお願いします
 



[関連する記事]

若い人のうつ病-小さな苦痛を処理する実際的な方法

うつ病(2)-さまざまな身体的原因とその対処法

気分障害に取り組む(5)-他の人はどのように助けになれるか

うつ病(12)-神に依存する必要を認める  


[はてなダイアリーの最近の更新]

自殺の問題(5)-エホバ神から得られる助け






ヨハネのブログ

     Day 047/366 Outtakes - February 16th by Amanda M Hatfield

  専門家たちは抗うつ剤の大量処方に警告を発している 薬には慎重に頼りましょう