ルカ23章・イエスはどのように非常な苦しみに耐えられたか | ヨハネのブログ

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Katahira, age 66.

I stay at Kagoshima,Japan after 2-year-stay of Yerevan, Armenia from September 2022.
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「彼はさらに言った,『イエスよ,あなたがご自分の王国に入られる時には,わたしのことを思い出してください』。すると[イエス]は彼に言われた,『今日あなたに真実に言いますが,あなたはわたしと共にパラダイスにいるでしょう。』」(ルカ23:42,43)



イエスは杭にかけられ辱められて死ぬという非常な苦しみに直面されました。イエスの場合、そのように苦しみのうちに死ぬことは、エホバのご意志でした。しかし、聖書はイエスがその辱めと苦しみを喜んで耐えてエホバのご意志に服されたことを示しています。イエスは非常な苦しみにどのように耐えられたのでしょうか。



イエスが杭につけられた時に、その左右に二人の強盗も杭につけられました。(マタイ27:38)最初はイエスを非難していたひとりの悪行者は、杭の上でイエスに信仰を働かせるようになりました。(マタイ27:44)それで、その人は、もうひとりの悪行者がイエスのことをあしざまに言ったときに、「この人は道に外れたことは何もしていていないのだ。」と述べ、「イエスよ、あなたがご自分の王国に入られるときには、わたしのことを思い出してください。」と述べました。(ルカ23:40~42)



この人は、杭にかけられる前に、イエスが宣べ伝え教えたことを聞いていたのでしょう。そして、おそらくイエスが行なわれたさまざまな奇跡も見聞きしていたのでしょう。さらに、その人は杭の上で、正午から午後三時頃まで、闇が全土に垂れ込めたのを見ました。(マタイ27:45)



それで、とりわけその異兆を経験して、その人は、イエスが神の子で、将来神の王国の王になる方だということに信仰を働かせ始めたのでしょう。それに、この人は、将来イエスが神によって復活させられるということに信仰を働かせていました。この時点で、イエスの使徒たちでさえ、イエスの復活に対する信仰が弱かったのですから、この人は驚くべき信仰を抱き始めていたと言えます。



イエスはこの人の信仰に応えられました。イエスは、苦しみの杭の上で非常な苦しみを経験しており、言葉を出すことも苦しかったことでしょう。しかし、イエスは、「今日あなたに真実に言いますが,あなたはわたしと共にパラダイスにいるでしょう。」とその人に言われました。(ルカ23:43)



イエスは、杭の上で苦しみながらも、将来ご自分が神の王国の王として、人類の必要に仕える時のことを思いに留めておられたことが分かります。将来のその時に、イエスは、死ぬ直前にご自分に対して信仰を働かせた悪行者を復活させることでしょう。(ヨハネ5:28)その時、地上はパラダイスになっています。それは、アダムとエバが住んでいたエデンの園のようなパラダイスです。(創世記2:8,9)イエスは、そのパラダイスの環境にその人を、アダムのような肉体を持つ人間として復活させるでしょう。



イエスは、その時、地上のパラダイスにはいません。神の王国の王として、天に霊者として存在され、以前の悪行者が地上のパラダイスに復活するのを見守ります。イエスもそういう意味でパラダイスにいるということができます。



その人は、生前イエスの話を少し聞いていました。しかし、悪行者としての生活を止めてしまうほどまでには真剣に聞いていませんでした。しかし、その人は楽園で復活して、神とその目的についてさらに学ぶことでしょう。(啓示20:12)



イエスは、ご自分の隣に杭にかけられた悪行者がご自分に信仰を働かせるようになったことを嬉しく思われたことでしょう。さらに、人間としての最後の時に、その悪行者の希望を高める会話ができて嬉しく思われたことでしょう。そのようにして、イエスは、人間としての最後の最後に至るまで、ご自分に対して信仰を働かせる人の霊的必要に仕えることをされました。



それで、イエスは、非常に苦しんでいる時も、神がご自分と人類に差し伸べられている神の王国の希望に注意を集中して耐えることができました。そのことは、イエスに喜びをもたらしました。そのことをヘブライ書は、「この方は,自分の前に置かれた喜びのために,恥を物とも思わず苦しみの杭に耐え(た)」と述べています。(ヘブライ12:2)



私たちも試練にあう時に、イエスのようにエホバが私たちに差し伸べておられる将来の希望に思いを留めて苦しみを耐え忍ぶことができます。



さらに、私たちは、イエスが非常な苦しみに耐え、エホバに対する忠誠を全うされて、贖いの犠牲を備えてくださったことに感謝することができます。今年も、今日4月17日(日)の日没後にエホバの証人の王国会館やその他の会場で行なわれるキリストの死の記念式に出席することにより、その感謝を表すことができます。



記念式は、おそらく夕方6時半か7時に始まります。正確な会場と時間は、地元のエホバの証人に問い合わせてください。




マタイ26章・イエスは杭の上で神に対する確信を失ったのですか