先日、常連のお客さんからGreta Van Fleetというミシガン出身の4人組を紹介していただきました。その後ネットで調べてみると彼らの平均年齢はなんと若干20歳。ヴォーカルとギターが双子で22歳、ベースの弟が18歳、超イケメンのドラムも18歳というから若い！！ただその音は一聴してZEPを彷彿とさせる100％ 70’ｓサウンド。ロバートプラントマナーのボーカル、確かな演奏力共にとてもこの年齢の若者とは思えない風格すら感じさせるのです。
ライヴ動画も見ましたが、これは本当に凄い子たちです。ギタリストの愛器はギブソンSGですが、久々にこんな古臭いSGの音を聴きました（笑）。これが今のバンドとは... そしてZEPマナーに則り、曲によってはベースが後ろに下がりハモンドを弾きます。要するにジョンポールジョーンズみたいになるわけですね。さらにアコースティックギターの鳴らし方もまたツボを突いています。ここら辺の剛球一本やりではないところも好感が持てますね～
50分で4曲くらいしかやりませんが、個々のテクニックはもちろん、ライヴバンドとしての一体感が半端ないので、長尺の曲でもダレることなくグイグイ観客を惹きつけていきます。日本の10代のチンケなロックバンドでこんな人たちっているでしょうか！？さすがアメリカ、と感嘆せざるを得ません。
本国でもかなり評価が高いようで、なんと最優秀新人賞を含むグラミーの4部門にノミネートされていました。しかも来年1月にすでに初来日も決まっていたんです！！ああ～過去のブツばかり追っていた自分が恥ずかしいです。こんな有望な新人の名前すら聞いたことがなかったなんて...
よ～し、来年は新しいアーティストにももっとアンテナを張っていくぞ～！！
