変なこだわりは捨てた方がよい | ロックカフェ Little Villageのブログ

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横浜野毛のこだわりの70's ロックバーです。
大スクリーンでお好きな洋楽曲の映像を楽しめます!!

初めての方でも気軽に寄れるアットホームなお店です。

今回は自戒の念も込めて書かせていただきます。

 

僕は小学校6年の3学期に洋楽に出会い、それからもう完全に洋楽一筋なわけですが、特に20歳過ぎくらいまでの数年間はもう毎日が新しい音楽との出会いで、細かいジャンルなど関係なくアレコレと吸収していったものでした。おそらくブログをご覧の皆さんも同じ経験をされてきたかと思います。

 

ただ、徐々に自分の好きなジャンルやアーティストが固まってくると、“変なこだわり”を持ち始めて、「自分がこうだ!!」と思ったもの以外は頑として受け付けなくなります。その頑固さは年齢と共に正比例で上がっていくように思います。正直僕もそういう時期がありました。もしかしたら今も多少その名残りは残っているかもしれません。

 

でもその“変なこだわり”を捨てると、かつては苦手だった音楽も、ふとしたきっかけで急に受け入れられるようになることがあるんです。

 

僕の場合元々はハードロックが好きで、そこから遡って70年代の英米のロック(高校卒業後は白黒のルーツミュージック)を追い求めてきました。そんな過去があるので、昔はいわゆる軽めの音楽とされる“フュージョン、AOR、ブラコン、ディスコミュージック”などは到底受け入れられない!!と思ってました。でも…実はちゃんと聴いたことがなかったんですよ。頭でっかちに「ロックはこうじゃなきゃいけない!!」と思っていたばかりに、純粋に良い音楽を聴こうという姿勢が欠如していたんです。

 

でも15年くらい前からでしょうか?そういう細かいこだわりはなくなりましたね。もちろん、ブログトップページに書いてあるようなハードコア、ノイズ音楽、テクノ、ユーロビートなどは今でもNGですが、当時“軽い音楽”と思い込んでいたAORやフュージョンなどは大好きになりましたから。

 

そうそう、毎日色々なお客様と接している中で、気をつけていることがひとつあります。それは、“今までちゃんと聴いたことのない音楽は否定しない”ということです。そういう姿勢で音楽と接すると、元々はやや苦手な部類だったものの中からでも、良いものが見つかる場合があるんです。

 

ブログをご覧になっている皆さんも、変なこだわりは捨てて、今まで接したことのない音楽を聴いてみると、案外新しい発見があったりするかもしれませんよ。

 

それでは。