宮古島でのこぼれ話 | 大腸ガンで逝ってしまった双子の妹の451日の闘病記録

大腸ガンで逝ってしまった双子の妹の451日の闘病記録

2022年8月に54歳の若さで大腸(横行結腸)ガンにより逝ってしまった双子(二卵性双生児)の妹の闘病生活を兄目線で想い出しながら記録として残します。

先週、宮古島へ行って来たのですが、そこで不思議な出来事がありました。

 

それは妹が人生最後の旅行として行った『宮古島東急ホテル』での話です。

 

このホテルには『ニライカナイ』、『ムーンシェル』というプールサイドにテラス席が設けられているレストランがあるのですが、妹はこのテラス席が大好きでいつもプール越しに見えるキレイな海を見ながら食事をしていました。

 

私たちも今回の滞在で妹が気に入っていたテラス席(下の写真で妹が座っていた席と同じテーブル)で食事をする機会がありました。

 

 

そこで偶然にも妹が滞在中に良くおしゃべりをしていたホテルスタッフさんが私たちに声を掛けてきてくれ妹との思い出話に花を咲かせていた時、テーブルの上に置いていた私のスマホが突然、地面に落下したのです。😱

 

 

もちろん手が当たったとか、テーブルが揺れたとかスマホが落下する要因は何もなかった訳で。。。🤔

 

落下したスマホは傷一つ付いて無く、拾い上げた後、妻と先ほどのスタッフさんと顔を見合わせて、「妹がここに居て、自分も一緒に来ていることを分からせたかったのかなぁ」という話をしみじみとしました。🥹

 

他にも今年3月にお世話になったホテルスタッフの方々とお会いすることができ、皆さん妹のことを覚えていてくださり、優しい言葉をいただいたこと深く感謝いたします。

 

また、『宮古島東急ホテル』には4泊したのですが、到着日は晴天に恵まれましたが、2日目、3日目はあいにくの雨模様。

 

最終日の4日目も朝から「台風でも来たのか?」というくらいの暴風雨だったのですが、午後になるとこれまでの悪天候がウソのように晴れ渡り、本来の宮古ブルーの海を見ることが出来ました。

 

 

さらに妹が大好きだった海に沈むサンセットも拝むことができ、妻と二人で「最後に妹が晴れにしてくれたんだねぇ~」と勝手に思いを馳せました。

 

 

次回からは、最終章となる『妹の終末期ケアの様子』を記事にしていきたいと思います。