根本 沙璃（さり）です。
今回は、これからご自分でお仕事を展開
していきたい、起業を予定している
方へお届けしたいと思います。
せっかく起業するなら、早く軌道に
乗せたいというのが、人情というものですよね。
ここについて、私からオススメの
方法が２つあります。
もう、起業して鳴かず飛ばずの１年間
辛酸をなめつくしたワタクシが
模索して実行したら、目に見える変化を
実感したものです。
１、しっかり称賛する
２、ジャッジをやめる
この２点です。
詳しく見ていきましょう。
まず、１つ目の「しっかり褒める」。
これは、ご自分が受けたサービスなどで
素晴らしい！と思ったら
自分の中だけでとどめずに、直接その人に
伝える、または、本社やその人の店舗に
「感謝・お褒め」メールなどを送る、です。
他にも方法はあると思うので
ぜひアレンジしてみてくださいね。
まず、統計的にみても、人は
お褒めやお礼よりも、クレームを
言う確率の方が高いです。
喜びよりも、不満にフォーカスする
状態の人はまだまだ多いのです。
日々の生活の場面で
感謝されるよりも、批判非難される
ことの方が多くて
自分へ無価値観を感じたり、
「やってられんわ！！」
って思うことも少なくない方も多い
のではないかと思います。
せっかくやってるのに
「当たり前」と思われていて
相手が期待が叶わなかったときだけ
文句言われる、というように。
そうではない方もいるでしょうが
まだまだ世の中は、「報われない」
という思いの人が多いものです。
だからこそ、これが効くんです♪
褒める・承認する・感謝する
※褒めるはジャッジという説もありますが
ここで定義する「褒める」は
承認とイコールです。
もう数年前のことなんですが
グリーン車に乗ったときのことでした。
満席で、立っている乗客もいて、
ちょっとごちゃごちゃした雰囲気でした。
その中に、グリーン券を買わずに
座っていたグループがいました。
他の乗客も、この騒がしい国籍不明の
グループの我が物顔の態度に反応している
感じでした。
グリーン車のスタッフの方がその乗客に
問い合わせたところ、「日本語わかりません」
の態度をとりました。
スタッフ来る前、なまった日本語話してたよね・・・。
と思ったのですが、このスタッフナイスです。
見事に英語で、丁寧に説明をしました。
最初はしらばっくれている様子でしたが
ついに断念して（笑）その場でグリーン車の
追加料金を支払ったんです。
これを見て、私はスタッフの方の
謙虚だけど、毅然とした対応に感動しました。
けっこう、いかつい男性陣だったのですよ。
一方、スタッフは、若い女性です。
車内にガードマンもいません。
で、家に帰って、その鉄道会社の窓口に
その一連と、スタッフの方の勇姿に
感動したという旨を伝えました。
返信不要、と書いたのですが
鉄道会社から翌日返信が来ました。
そのスタッフの功績を表彰
したということでした。
このスタッフの方にとっては
自分の仕事を、ただ、当たり前に遂行
しただけかもしれませんが
私には、彼女が仕事への熱い思い
というか、この車両を守る気持ちとか
乗客への等しい幸福を与えたい
という真心を感じたのですね。
人は、自分の仕事が日常になっていると
その仕事を通じて、どれほど多くの人の
幸せや安全や
喜びを作り出しているのか
ということを実感できないものです。
だから、受けた側が、その喜びを伝える。
それって、素敵なことだと思うのです。
なぜならば
人には、人を幸せにしたい、喜ばせたい
という本能的な欲求があるから。
それが自覚できるような瞬間をお互いが
投げかけあえたら
もっともっと、自分の仕事が好きになるし
甲斐を感じると思うんですね。
できる時に、無理のない
範囲でいいと思うんです。
そんなことをしているうちに何が起きた
かというと・・・。
私が提供するサービスを喜んでくれる方
が増えたんです。
お金をいただくうえに、喜ばれる。
ありがたがられる。
沙璃さんに会えてよかった、また話したい
といってくれる人が増えました。
それで、実際に鑑定の予約や
講座の申し込みがたくさん増えました。
自分がサービスを受けて感動
したら、しっかり褒める（感謝の意を表す）
これは、結果論ではありますけど
関連性のあるものだと思っています。
偽善的にみえる？
偽善的でもいんじゃないですかね？
偽善的に見えそうだ、と自分を抑える
場合って
単なる「照れ」のときってあるもんね♪
