根本 沙璃(さり)です。

 

初めての自分ビジネス、スタートアップセミナー

受付中です(6月30日まで)

 

※すでに売れている方のお申し込みはお断りしています

 

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私は「お仕事は何ですか?」
と人から聞かれたら、このように答える
ことにしています。

「売るけど、占い師です・笑」
(ウルケド ウラナイシ)

冗談はこのくらいにしまして(笑)

今回は、お仕事に関することです。

 

思いをこめて構築した、その素晴らしい

サービスがなぜ売れないのか?

 

そんなもどかしい思いをされている

方向けに、今日はお届け致します。

先に秘訣を申します。


「売らない」と「売れる」という法則。


みなさんも、経験があると思いますが
いきなり商品を「買ってください!」って
言われると引きませんか?

 

情熱はあるんだけど、前のめり系の

方は、だいたいこれやります(笑)

「売る(売り込む)」行為で

これをすると

ほとんど売れませんし、返品やクレームの率も高いです。

もっというと、売れないどころか、嫌われます(苦笑)

では、「売らない」とはどういうことでしょうか?

これは

 

「物(商品)」を売るのではなく


「物語(ストーリー)」を伝えることです。



では、物語を売る、とはいったいどういうことなのか?

 

ここに、最高のモデルがいます。


それは、「男はつらいよ」の寅さん。
 

 

実は私は、映画「男はつらいよ」
の寅さんが大好きなんですね。


もう、どのくらい好きかって、寅さんミュージアムに
行ってきて、一日中過ごすくらい好きです。

というわけで、私の大好きな寅さんの映画の
ワンシーンが、とても良い事例になるので
ご紹介したいと思います。

寅さんの映画にこんな場面があります。

「1本30円の鉛筆を買ってもらうという場面。」

当時の物価がうかがえますね・笑

さて、この鉛筆を買ってもらうために、
お客さんにどんなふうに話をするか?

というお題を、寅さんは甥っ子のみつおくんに投げかけます。

甥っ子のみつおくんは、答えます。


「これ、30円だよ、安いよ、買ってください」

「これ、うしろに消しゴムがついていて便利ですよ。
買ってください」

このようなことを言います。
(一語一句正しくは再現できていません)

これを聞いた寅さんが、今度はお手本を見せます。

「あのねぇ、○○ちゃん、俺はこの
鉛筆ってのを見ると、懐かしい気持になっちまうんだよねえ。

最近では、シャープペンシルだの便利なものが
できてきたけれど、この鉛筆を手に取るとねぇ、
子どものころのことを思い出すんだよ・・・。

鉛筆をナイフでちょいちょいっと削るんだね、
するとよ、その削ったくずがいろりに落っこちて
木のにおいがふわ~って漂うんだよな。

この香りをかぐと、いろりに座っている
おっかさんを思い出すんだよ・・・。」


みたいなことを言います。

※しつこいですが、一語一句正確に再現できていません・笑
また、沙璃の主観が入っている部分が多分にあります

すると、その場にいた親戚一同が財布を
開いて、「俺、1本もらうよ」「あたしももらうよ」
と言い出すわけです。

ニュアンスとして伝わればいいのですが

「売り込んでいる」のではなく


その商品を通じて

 

ストーリーを語っていますね。


寅さんのこのシーンでは、嗅覚を通じて
思い出とか、懐かしさなどのイメージに訴えています。

これが、物を売るのではなく、物語を伝えるということです。

そうですね、もし私が1本の鉛筆を買ってもらう
ようにストーリーを語るとしたら、こんなふうに
考えます。

 

 




「○○さん、私の手の平には、鉛筆の芯が
入れ墨みたいに入っているんですよ。
芯そのものはとれたんだけど、色が残ってます。

これは、小学校2年生の時、となりの席の男子に
かんちょうしようとして、男子が席を立ったときに
鉛筆の後の方をおしりに向けたんですよ。

そうしたら、着席したときの勢いが思いの外強くて
見事に鉛筆の先が自分の手に刺さったというわけです。
いやあ、バカばことはするもんじゃないですね。

でもね、こうしていい大人になっても、手の平の
その入れ墨(笑)を見るたびに、バカなことで大笑いした
子どものころの無邪気な自分を取り戻すんですよ。

ほら、こんなことしませんでしたか?

六角形の鉛筆のおしりを削って、大吉・中吉・吉・凶
とか書いて、ころころ転がしておみくじにしたりして。

あれで休み時間に、友達と大盛り上がりしてね。

思えば、その頃から占いに興味があって
今につながっているのかもしれません。

そんなこんなで、私にとって鉛筆って
自分を初心に帰したり、リセットさせてくれるツールなんですよ。
今も仕事で欠かせない魔法のグッズなんです。

○○さんにとって、鉛筆ってどんな
思い出がありますか?」

ちょっと長くなりましたが、こんな感じです。

そこで、相手が「こんな思い出がある」
というのをしっかりヒアリングして、という流れでしょうか。

そんなこんなで、みなさんがご自身が
提供されているサービスへのストーリーを
実際に言葉にしてみてください。

ご自身のブログ記事のネタにしてもいいと思いますし
フェイスブックのスレッドにしたためてもいいと思います。

やってみるとわかるんですけど、ますますご自身の
サービス・商品への愛着が湧きます♪

人は、提供されるもの、そのものが欲しいのではなく
その先の「自分の状態」が欲しいと思うと買うのですね。

 

 

虹初めてのビジネスに、必要なことを身につけませんか?