根本 沙璃(さり)です。
二十四節気のコラムをお届けします。
本コラムを通じて
季節の移ろいを味わい
母なる地球とのつながりを
感じていただけましたら、幸いです(^^
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【十節氣 夏至(げし)】
本日~7月5日ごろまでを指します。
1年の中で、もっとも昼が長く
夜が短くなる夏至の日とその期間です。
冬至と比べると、東京では約5時間
も、夜の長さが違います。
これから、夏のさかりへと、日に日に
暑さが増していきます。
また、夏至から数えて11日目が
半夏生(はんげしょう)と言われる時季で
昔から、農作業を終える節目で
田植えをこの時までに終えるように
動いていました。
このころ、農家の人たちはやっと
一息つく事ができるようになります。
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【夏至の開運フード】
旬の物を食べるのは
エネルギーがもっとも高いので
おすすめです。
夏至の時期のおすすめは
・冬瓜
夏が旬の冬瓜は、冬まで腐らずに
保存がきくことから、この名前になりました。
冬瓜は、90%以上が水分で
できており、不足されている水分を
補ってくれます。
それだけでなく、体内にこもった
熱や、余分な毒素を排出してくれます。
むくみや糖尿病にも有効です。
・おくら
おくらに含まれるねばねば成分は
免疫力を高め、整腸効果も高く
大腸がんのリスクを
減らすと言われています。
なんと、コレステロールを排出する
作用もある優れものです。
血液中の活性酸素=サビを落とし
腸内からドロドロの血液を浄化してくれます。
★オマケ
晴耕雨読(せいこううどく)。
晴れた日は、耕し、雨の日は本を読む
という熟語です。
まだ梅雨が明けきらないこの時期に
ぴったりの過ごし方ですね。
洗濯物は乾かず、空は暗い。
そんな日が続く時期ですが
雨の日は、人の副交感神経が優位に
なるようにできています。
雨の日に、カラフルな傘や
長靴を履いて家を出るのも一興。
そして、雨の日は、ゆっくりと
お部屋で本を読んだり、音楽を聴いたり
昼間から温泉気分で湯につかり
キャンドルを眺めて夏の夜を
ゆるやかに味わう
そんなリラックスタイムを堪能する
よき機会でもあります。
半年分の疲れを癒し、下半期に
向けて、エネルギーチャージしましょう。
それでは、外界と内側の世界を
交互に楽しむ日々を、お過ごしください♪