こんにちは、根本 沙璃(さり)です。
私たちは、頭の中でたくさんの思考を
めぐらせています。
なんと、一日に数万もの思考を
働かせているんだそうです。
そりゃあ、頭、疲れますよね(><)。
本来、思考というのは、直感でひらめいた
ことを、実現するために、今の自分にできる
ことを行うために、使われると、最高のパフォーマンスを
発揮することができます。
しかしながら、ややもすると、思考はたいてい
ネガティブなスト-リーをぐるぐると繰り返したり
起きてもいない、「最悪の事態」を脳内で
作り出して、自家中毒を起こしてしまうこともあるのです。
さらに!
脳内で想像したことって、あたかも自分がそれを
体験したこととして認識するらしいのです。
たとえば、「Aさんにののしられる」
という、バッドストーリーを考えたとします。
Aさんにののしられる、という事実はないのに。
だけど、脳内では、Aさんにののしられた
ことになってしまう、というわけです。
このバッドストーリーを、脳内で100回
繰り返したとしたら、100回Aさんにののしられた
ことになってしまうのですね(><)。
ちょっと苦手な人が、いつの間にか
めちゃくちゃ苦手、っていうか脅威
みたいになるとしたら、このように自らの
脳内で、脅威に育てた可能性があります。
(もちろん、全部とは言いません・笑)
せっかく与えられた思考力や寿命という時間を、
そんなふうに使うなんて、もったいないな、と思うんです。
では、どうしたら、バッドストーリーから
抜け出せることができるのか?
これは、瞑想はとても効果的であることを
ご存知の方も多いと思います。
瞑想は、ハードルが高い、という場合は
今、この瞬間の自分に気づく
ように、意識することです。
たとえば、10回行う脳内バッドストーリー
制作のうち、1回でも
「あ、今、バッドストーリー創っているな」
と気づくことができたら、ブラボーです。
しだいに、これが、2回、3回、と
頻繁に気づくようになってきます。
そして、もっとも大事なのが
この、気づいたときに
「自分を責めることなく、ただそれを観る、感じる、味わう」
ことなんです。
せっかく気づけたのに、つい
「あ~~~、またバッドストーリー考えてる。
私ってば、本当に学習能力がないんだから。
んもう、ばかばかばか!」
みたいになっているとしたら、それは脳内自虐行為で
気づきとは、逆効果になります。
なので、自分の中にあるもの、自分の中に
わいてくるものに対して
「ただ、そのまま観る」
というようにするんです。
この習慣がもたらす力は、想像を絶するほどパワフルです!