カナダでの学校が始まって6週間。
私のカレッジでも中間テストが終了しました。
ChatGPTを駆使する生徒たちに教授たちが頭を悩ませた結果、
まさかの2時間の筆記試験。机の上には筆記用具のみ、Start!で始まるそれは昭和の受験そのもの。
設問はたった3つでしたが、2時間後鉛筆は3本丸くなり、机は消しゴムのカスだらけ。私はゾンビのようでした💦
子どもたちもそれぞれ学校のペースに慣れて、5年生の弟は地元のサッカークラブに週3回通っています。
別枠のキーパースクールにも入り、やる気満々。日本の時とは明らかにやる気が違うのですが、多分要因としては
1,11人チームなので試合に必ず出れること
2,レベル感が揃っているので全員が活躍出来ること
3,コーチがお父さんたちで熱の入り方が強烈なので子としては頑張る以外の選択肢がない
などがありそうです。
学校の授業も、英語のスペルテストも算数も特に苦労なくこなしています。英語のライティングだけは日本よりも大変だと話していますが、それはこれから追いつくかなと思って私もゆったりと見ています。
8年生の長男は、先日しんみりと「日本では自分は英語が出来ると思ってたんだよね。でも、こっちでは言いたいことを言おうと思っても文法の間違いとかが気になっちゃう。自分がたいしたことないって思うのって悔しいしモヤるわー」と言っていました。
そして、「だから、他のことでちょっと頑張らなきゃと思って」と、
自分で来月開催される全米数学コンテストに申し込んで帰ってきました。
レベルが高校数学なので過去問を見ても私はお手上げ💦いきなりここじゃなくても良かったんじゃないかなとも思うのですが、パパと二人で毎日唸りながら解いています。
思っていたように出来なくて悔しい、だから頑張る。
文字にすると簡単なのですが、長男はこのチャレンジが
日本ではなかなか出来なかったんですよね。
勉強は得意な方だというのもありますが、省エネタイプなので
「要らない頑張りはしない」みたいなところがあったのです。
「悔しい!やってやる!」
その気持ちになれたこと、それだけでもカナダに来た甲斐が
あったなと感じています。
そして、日本のNGOの活動でも群馬県国際交流賞を頂いたり、
イノベーションアワードのファイナリストに残ったりと本当にありがたい限りです。一緒にやってきた2人がしっかりと寄付活動を継続してくれています。
感謝しかありません。
https://bokutachidekirukot.wixsite.com/bokutachi-dekirukoto
子どもたちの可能性は、広がるばかりだなと感じます。
全米Mathコンテストの過去問にチャレンジしてみたい方はぜひ!最初の5問はEasyレベル、最後の5問がDifficultレベル、それ以外は中間レベルだそう。
私にとってはまるで象形文字を眺めているような感じ😀ちんぷんかんぷんってこういう時に使うんだな・・・。
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