前回からのセブ島のプチ留学についての記事の続きです。
今回、セブ島を旅先に選ぶにあたり、
現地校に通えることと、ボランティア活動が出来ることが決め手になりました。
最初はボランティア重視で考えていたのでタイやインドネシアやネパールも考えたのですが、やはり英語を使う環境に行くことの優先順位を高くし、セブ島に決めました。
結果的に、現地校とボランティア。この2つの経験に
関しては、まさにセブ大正解!の素晴らしい経験と
なったと思っています。
人は、基本的に自分がした経験からしか自分の世界を
作れないと思っているので、たくさんの多様な経験を
することで、というか、それでしか、人の中身は豊かになれないんじゃないかと私たちは考えています。(夫不在で「私たち」という主語を使っちゃっています😂)
なので、普段あまりできない経験をすることの意味は
大きいと思っていて、そういった意味で、セブ島を選んで正解でした。
現地校では事前に面談がありましたが、校長先生に
自己紹介をする前の子どもたちの緊張、初日に全校生徒300人の前で紹介をするときの緊張感は想像以上。
せっかくの機会なので、決まりきった名前と年齢だけの自己紹介ではつまらないからと、それぞれ言うことを考えてもらいました。
こういう一つ一つの経験が、子どもたちを強くするんだなと自分を振り返っても思います。
私自身も小学生のころはとても恥ずかしがり屋でしたが、それが場数をこなして、いくつかノウハウを習得し、いつか英語でプレゼンなどやるようになればいい加減慣れますよね。
結局、質もそうだけど量も大事ってことだなと思います。
ちっとも練習を真面目にしなかった一年生の次男が、
「僕の好きなものは毒蛇です。いつか、毒蛇をつかまえたいです」とペラっと英語で言ったので、本番に強いなと驚き。
逆に超緊張の長男。
それぞれのスタートです。
私立の学校ということもあり少人数制のクラス編成で、子どもたちは皆とても優しくて人懐っこく、先生もゲラゲラ笑って楽しい雰囲気。
始業式は神父さんのお話と歌から始まりましたが、
「君たちはなんのために教育を受けるのか」
という話を真面目にしてくださり、
「これこそ教育現場の真髄だ」と夫も感動していました。
校則を守りなさいとか服装はきちんととかの話ではなく、常に感謝すること、親に、周囲の人に、そしてこの環境に感謝すること、というお話でした。
私の知っている始業式とは全然違います。
そういう本質をついた言葉は、きちんと子どもに届きます。
通う前は「夏休みなのにスクールかよ(そうなんです、次男は言葉が悪いのです😔)」とぶつぶつ言っていた次男も、始まってみたら「オレ、5週間は通いたかった」と。(笑)
最後の日には手紙を書いたりもらったりして、先生と涙のお別れ。
みんなが前向きで、良い学校でした。
親御さんも、学校運営に入り込んでいて、給食の時間には配膳を手伝ったり、片付けをしたり、私たちにも皆さん笑顔で挨拶をしてくれました。
わざわざそうしている、というのではなく、誰にでもそうするのが当たり前だから私たちにもしている、という感じで、素敵だなと思いました。
ボランティアは、大人も言葉が出ないようなとてもヘビーな体験となりましたが、学びはとても大きくて、やっぱり「ああやってよかった」の一言につきます。
次でまたまとめます!!