イランの友人から子育て相談の電話がありました。
今中学生の子どもの進学先をそろそろ決めなきゃいけない。
日本かイタリアか、はたまたどこか他の国か。
今の日本の教育、どう思う?
担当直入に聞かれて、答えにつまってしまいました。
彼女が息子を海外に送りたい理由。
それは、どうしても兵役を逃れなきゃいけないから。
日本での自衛隊勤務と、イランでの兵役は、おそらく意味が全く違います。
イランで兵役に子どもを行かせるということは、そのまま我が子が戦地に送られる可能性が十分にあり得ることなのです。
彼女とは、大昔同じIT系の外資系企業で働いていましたが、そのあとイスラム教徒のご主人と国際結婚をした彼女にとって、国際政治や紛争のニュースは、この国で平和ボケした私よりずっと「自分のこと」です。
イスラム国をめぐる国際政治やトランプ政権の動向について切々と語る彼女と話しながら感じたこと。
私が「脳みそ休憩状態」で昼の情報番組を見ている間、彼女は我が子を戦地に送らずに済む方法を探るために日々、世界情勢にアンテナを立てているんだな。
なんだか身につまされました。
いつか機会があったら、彼女の息子にこのことを伝えてあげたい。