少し前になりますが、

4月末、1冊の韓国語の本を読み終えました。

 

 

 

【本のタイトル】

게임 디자인을 위한 기초 이론

ゲームデザインのための基礎理論

 

【サブタイトル】

깊이 있는 게임 디자인을 위한 고민의 시작

深みのあるゲームデザインのための悩みの始まり(?)

 

 

 

 

ページ数603ページ、厚さ3cm、重さ1.3kg

ゲーム学の本格的な専門書です。


 

著者のk先生は韓国の方ですが、日本語を独学で学ばれて日本語ペラペラ。

アメブロで韓国語講座を開設されていらっしゃいます。

 

 

 

 

なので、てっきり文系の専門家と思ったら、

本業は、ゲームデザイナーとしてゲーム開発に携わっておられた方です。

現在は韓国の大学、ゲーム学部で教鞭を取られていらっしゃる助教授様です。

バリバリ理系の方でした。

 

 

この本は、2019年4月、ソウル光化門の近くの教保文庫(교보문고)で購入しました。


 

 

 

読み始めたのは、2019年6月5日〜

ちょこちょこ数行ずつ翻訳。

 

 

単語も文法も何も分からないまま、

一つずつ調べながら読み進めました。

 



 2019年6月23日のブログ

 

 

 

ゲーム開発がどのようなプロセスで行われるのか、ゲームデザインプロセスとは何か、またゲームに適用できる理論は何か、、、

数えきれないほどの難しい理論を分かり易く、例を挙げながら説明されていました。


 

またゲームに関すること以外にも、韓国語表現や韓国の生活・文化なども分かって興味津々。


想像以上の内容の濃さ。。。途中からは1冊の愛読書を楽しむ感覚で翻訳していきました。

 


愛読者はもう一人。

ゲーマーゲームの次男が私の翻訳をとても楽しみに待ってくれることがモチベーション維持に役立ちました。

 

 

 

この本と出会ったおかげで、

ゲーム学の奥深さ、ゲームが科学であることが理解できました。

 

2020年1月24日のブログ

 

 

 

 

少しずつ少しずつ...翻訳を続け...塵も積もれば山となる...

知っている単語が増えるとだんだんスピードもアップ。

 

 

 

 

そしてついに2022年4月30日びっくりマーク

完全読破٩(^‿^)۶バンザイびっくりマーク

 

 

愛の不時着ブログと同時進行なので、

3年もかかってしまいました。

 

 

この間、著者であるk先生が、どんな質問にも根気よく一つ一つ丁寧にお答えくださって、

分からない韓国語を解決しながら進めていくことが出来ました。

心から光栄に思っています。

 

 


 

 

 

さて。

5月15日は、韓国では「스승의날 ススンエナル」「師匠の日」でした。

 

 

今年も大変お世話になった「年下師匠」に感謝を込めて、国際郵便で선물プレゼントをお送りしました。

 

 

 

先生の人生に最も大きな影響を与えた日本アニメが、 新世紀GPXサイバーフォーミュラとおっしゃっていたので、アマゾンでポチッ。

 

 

 

翌日に届きましたが、made in chinaネガティブ汗

ま、許してくださるでしょ。

他にも隙間にいろいろぎゅうぎゅう詰め込みました。爆  笑

 

 

5Kg超えてしまった爆  笑

 

 

 

お送りするプレゼントを写真に撮り忘れました。

Σ(ノ∀`*)ペチッ

 

k先生のブログお借りしました。

 

 

 

 

あらためて k 선생님께(k先生へ)

 

k先生にはこの3年間、ご多忙中のところ、終始温かくご指導いただき、心からお礼を申し上げます。
k先生のきめ細かく惜しみないご指導のおかげで、未熟ながらも最後までやり通すことができました。


先生の本を和訳しながら、学生に対してなんて温かいんだろうと感銘を受けた箇所が沢山ありました。
自分の指導観の視野の狭さや画一的なことに気づかせていただきました。


k先生を通して、教師のあるべき姿、学び合う姿勢、研究的態度の重要、研究のまとめ方、図表の活用方法、多くの学びを得ることができました。

 

k先生は、当たり前を当たり前とせず、自分の興味関心のある分野以外の多様な学問から概念を突き詰め、認識し直してみる必要性を教えてくださいました。


今後、この貴重な学びや沢山の理論を看護実践や教育、研究活動の中に生かして役立てたいと思います。


良書を本当にありがとうございました。
また大切に読み返したいと思います。


今後ともご指導をよろしくお願いいたします。
末筆ながら、先生のご健康とご活躍を心からお祈り申し上げます。