それと同じ意味で『子どもの耳に小言』なる言葉を作ってみた。
子どもにとって、小言は念仏と同じようなもので何の意味も持たないことが多い。
親の意図することが伝わらないのだ。
子どもは、自分がやりたいことをするためだったら、したくないことでもきちんとすることができる。
そのことをよく覚えておいて欲しい。
ご飯を食べる前にきちんとかたずけをする。
こんな規則を作ったら、かたずけなかったときには食べられないということを実践しなくてはならない。
規則がまげられ続けると、子どもは規則を甘くみることとなり、規則の意味が全くなくなってしまう。
我が家では、夏休みに毎日1ページだけ勉強をするという規則を小学生のときに作った。これができたら、色々な場所に遊びにいけるが、できあがるまではどこにも行かないというものだった。
科学技術館のイベントにどうしても連れていってあげたいな、などと思っても宿題が終わらないと出かけられない。
親の用事もNG.
親に取ってもつらい規則だ。
でも、この方法は実によく効く。
子どもは、なにかを手に入れるためにはしなくてはならないことがあることを学ぶ。
将来のために、親も一緒に耐えなければならないこともあるのだと思う。
車のCMを見ながら、ポテトチップスのために赤ちゃんやめるなんてまさにこのことだと思う今日この頃である。