最近よく移民のことがTVで語られている。
だれの話を聞いても納得できる。
本当に難しい話だ。
いっそのこと一度鎖国をしたらどうなんだろう。
日本列島を大きなビニール袋に入れて、ガシャガシャ振ってそれからまた世界に出て行くという訳にはいかないのだろうか。
先日、中国が南シナ海は漢民族の支配化にあったと発言していたけれど、同じ場所であっても時期により支配していた人は違う。
私の住んでいるこの場所も、現在の土地所有に関する法律ができるまでは違う人の所有だったかもしれない。
太古にこの場所は私のものでしたと人が現れても…。
法律は、作られたときからしか効力を発しない、これが前提。
(どうも韓国や中国では、この理論はなりたたないらしい。)
話をもとに戻そう。
どの国だって、絶えず人の流動があったわけで、そういう意味では今生きている全ての人間が移民だ。
国ができても、人々は先祖から受け継いだ考え方で生きている。
日本が比較的シャッフルされているのは、島国だったから一度に大量の人々が流入してこなかったせいだと思う。
少数の人達が、その土地に混ざっていくことで、日本的な秩序が保たれてきたのだろう。
そういう意味では、日本人であれ韓国人であれ中国人であれそれほど違った祖先を持っているわけではない。
どこが違うかと言えば、国。
国がどんな風な秩序を正しいとするかで、人々の生き方は全く違ってしまう。
日本が良いと思って移民してくる人がいるとすれば、日本の秩序があるから日本が良く見えるということを知っていて欲しいと思う。
自分は異質であるが、日本国を謳歌したいと思うのは間違えだ。
そんな人が増えれば増えるほど、移民したかったはずの日本ではなくなる。
残念ながら、食い散らしてはまた次の国へともなりかねない。
まずは、日本の秩序はどうであるべきかを日本人が考えることが必要なのではないかと思う。
郷の形が明確でない移民はどうなのかなと思う。