大学生なのかもう少し年齢が高いのかは定かではない。
2人の男(の子)が電車の中で話していた。
『これだけ仕送りしてもらえば、働く必要なんかないよな。仕事なんて探す必要なんてないよ』、とのこと。
あらららら。
親が子どものことを思ってしていることが、子ども達をダメにしてしまうことってあるんだなと、思った。
親の心子知らず、そんな言葉が頭の片隅を過ぎった。
このようなケースにならないようにするには、どうすればよいのだろうか。
まず、子どもが親がどんな風に頑張っているか知ってもらうこと。
親が万能でなく、辛いことがあっても家族のために頑張っていることを日ごろから見てもらった方が良いと思う。
かっこつけることより、頑張る姿の方が子どもの心には響くものだと思う。
子どもに対して手が差し伸べることができる間に、子どもが独り立ちできるように力を貸さないといけない。
力を貸すということが、全てを満たすことでなく、子どもが自力で生きていけるようにそのための学習をさせる環境を作ることなのだということを忘れて欲しくない。