左利き | 子どもスタジオLittleStarsのブログ

我が家の子ども達が全て左利きということもあって、なんとか右利きにしたいのだけどどうすれば良いでしょうという質問をよくうける。


我が家も右利きにはできなかったので、その問いに答えるのはちょっと難しい。

私が子ども達を見ていて思うのは、左利きにも色々あるのではないかということだ。


娘が左利きになったのには、私の過失もあると思う。

小さな赤ん坊を抱えていたため、向かい合って色々なものを作っていた。私のまねをしていた娘は、かなり小さなときから左手を使うことがあたりまえになっていたのではないだろうか。

(そういえば、親子が向かい合うタイプの抱っこ紐も使っていたしな、などと後から後から思い当たる点が浮かび上がる。)

気がついたときには、左利きだった。

左利きの友人にも相談して、矯正するかも考えたが、すでに、左利き用のグッズがたくさん出ていることもあり、そのままに。

不思議なことに、作業によっては右手を使うこともあり、両手が使える子どもだった。

両利きであったのなら、右利きに矯正した方がよかったかななどと思う。


息子に関しては、気をつけていたのにどうにもならなかった。

4人いるいとこ(男子)のうち3人が左利きという驚異の数字を見る限り、これはy染色体の中に左利きの因子が隠れているとしか思えない。


こんな風に書いたけれど、左利きであることはそんなに悪いことではないと思う。

字を書くときに、手が汚れたりするものの、それだって子ども自身がいつの間にか自分で汚れない技を見つけ出す。

箸の持ち方にいたっては、親が教えなかったのに、なぜか親よりも上手に持っている。(教えていたら、もっと下手だったのかなと

思ったり)


やりたい思ったら頑張れる気持ちの強さ。

やりたいことをいつも探し続けることのできる好奇心。

子どもの心を育てることが大切だと思う。


それさえあれば、左利きだろうが、親が教えてあげられなくても子どもが自分自身でいろいろなものを獲得できると思う。