貸して | 子どもスタジオLittleStarsのブログ

貸してという言葉にちょっと違和感を覚えています。


例えば、遊びに熱中していたとしたら、「貸して」と言われても私だったら、「いや!」って絶対に言うと思います。

知らない人から「お金を貸して」と言われたら、もちろんお断りします。


貸してもいいやと思う時にはそれなりの理由があります。


それは自分のものでなくて皆でシェアしなくてはならないものであること。

プラスそんなに欲しい訳ではないけど、取り合えず手にしている。


皆でいっしょに遊んだ方が楽しいこと。etc.


シェアしなくてはならないときは、時間で区切るとかじゃんけんをするとかのルールを取り入れた方が良いです。

ルールの中でなら、誰かに不満を持つということはあまりおきません。そうでないと、自分だけいじめられているとか、なぜ怒られるのかわからないといった気持ちを子どもが持つことがあるからです。

シェアの仕方を覚えると子どもも生きやすくなるのではと思います。


皆で遊べるものなら、遊び方を教えるのも良いと思います。

この場合の導入は「貸して」より「入れて。」(いっしょに遊ぼう)のほうが良いです。


「貸して」、「後で」このやりとりが一番穏便な方法だけど、後でっていつなんだろう。

「貸して」=借りられると思うのもおかしい。

「貸して」=貸さなくてはいけないと思うのもおかしい。


本当に言葉は難しい。