題名のない音楽会を見ながらふと思いました。
知らないところに地図を見ながら歩いていくと、なんだか遠くて疲れます。
でも、帰り道はあっと言う間。
私だけなのかも知れませんが、良く知っている曲が流れて来たときと初めての曲では、聞いている間も聞き終わった後も、心の状態と身体の状態がまるっきり違うように思えます。
それは行く道と帰り道とよく似ている。
1回目に道を歩くとき、2回目に歩くとき、3回目…。
同じ道でも毎回道すがら発見することが、違ったりしませんか?
子ども達も教室で1歩1歩道を進んでいます。
時間的に少ないので、どうしてもまた元に戻ってしまいがちです。
その補完は是非お家でしてください。
沢山の経験が、子ども達の周りのものからいろいろな情報を取り出す力になるのだと思います。
同じ場所で同じ物を見ていても、全員が同じことを感じ、同じ知識を得られるわけではありません。