始めて出す英語での手紙を
祈るような気持ちで
ポストに入れた19歳のあの日おねがい


携帯電話やパソコンもなく、
雑誌に「ペンパル募集」の欄が
大きく場所をとるような
そんな時代です。

毎日毎日
ワクワクしながら
ポストを覗いては、
ガッカリして、

そんな事を繰り返しながら
2週間後、
ポストに届いた
1通のエアメール

まぎれもなく
ポーランドの彼からの返事でした爆笑

小学生の頃、
初めて届いたお手紙を手にした時の
ドキドキとワクワクの
入り混じったような、
叫びたくなるような、
そんな興奮が蘇った瞬間でした


ドキドキしながら
封を開けた私の目に飛び込んできたのは、

便箋びっしり
まるで英字新聞かのように
1文字1文字丁寧に書かれた
英文のお手紙でしたおねがい


私たちの文通はこうして始まり、
まだ見ぬ異国の地ポーランドと
彼の姿を思い描きながら


自分の持つ世界が
急速に広がったような気がしていました


「日本語」と「ポーランド語」

お互いに違う言語を持つ私たちに
唯一共通するもの

それが「英語」でした

そして
幼いころから「書く事」が
何よりも大好きだった私が

日本語ではなく英語でのお手紙で
気持ちを伝える事に
奮闘する日々が始まります爆笑


言葉の持つ魅力
表現する事の大切さ


これまで、
言葉の一つ一つに
「自分の言葉で表現する」ことに
こだわりを持って
言葉を作り上げてきた私ですが、


日本語と同じように英語を操る事は
私にとっては
決して簡単なものではなく


文通を始めてから2年くらい経つと
辞書の例文ばかりに頼ってきた私の英語に
限界が来ているのを
感じるようになっていましたショボーン

そう

その頃の私は
自分の思う事を
英語で自由に表現する力がなく
「英語での自分の言葉」を
持っていなかったのですえーん


そんなある日

ペンパル君から、
人生の壁にぶち当たったという
とっても深刻なお手紙が届きますびっくり


この続きはまたウインク