小・中時代にしっかり体に叩き込まれた
「読み・書き・そろばん」を抱えて、
新しくスタートした私の高校生活ニコニコ

まずは「通学」から
新たな私の歴史が始まります


何と、通学には
バスと電車を乗り継いで、
「片道2時間」も掛かるという、
遠いところにある学校でした

当時は、往復4時間、
自分だけが大変、
って思ってましたが…

本当に大変だったのは
3年間もの間、
仕事と家事を両立しながら
毎日早起きして、
朝ごはんや、バランスのいいお弁当を
作り続けてくれた母や

朝、バスに遅れそうになった時、
夜、終バスを逃してしまった時、
いつでもどんな時でも、
何を差し置いてでも最優先して
車で送迎してくれた父だったのだと、

大人になった今、
言葉に出来ないくらいたくさんの
 「ありがとう」の気持ちで
当時を振り返っていますおねがい


さてさて、そんな
「通学」だけで疲弊しそうな(笑)
高校生活のスタートではありましたが、
これもまた、慣れてくると
楽しい時間に変わります

私の住んでいた
小さな小さな田舎町、
電車はといえば、1時間に1本、
それを逃したら1時間も待ちぼうけです。
(学校は完全に遅刻ですガーン

電車も、横一列に座るタイプではなく、
ボックスタイプ、4人で一つのボックスに
向かい合って座ります。

1時間に1本の電車なので、
「朝の顔」のメンバーはいつも一緒ニコニコ

朝の日課となった、
違う高校へ進んだ仲間たちとの「報告会」が
毎日の楽しみでもありました

そして、帰りの電車では、
長い長い時間を
大好きな本を読んだり
大好きな音楽を聞いたりと、

この3年間で読破した本の数もまた
小・中時代に負けないくらいの
数字を誇ることになります


そして
高校での部活もモチロンバスケ部!
と心に決めていた私でしたが……

ここで、片道2時間という通学時間が
大きな壁となります。

始発のバスが6時
最終のバスが19時

朝練も出る事が出来ないどころか、
夕方の部活をやって帰ったら、
最終バスに乗れない事が判明したのです

そして、ただでさえ、
慣れない早起きや睡眠不足の毎日、
さすがに、先3年間
バスケを続ける自信がなく…

悩んだ挙句に出した答えが、

通学に支障のない部活、
せっかく商業の学校に来たのだから、
他では得られないような経験の出来る部活、
将来、何か役に立てる資格に繋がる部活、

そう考え、
探して見つけた部活が

「簿記部」だったのです。

そう、驚いたことに、
商業科ならではの必修科目の「簿記」が
授業のみならず、部活まであったのですびっくり

社会人になれば、
やったことはなくても
誰でも知っている言葉ですが、

当時、普通高校に進学した友達に話すと
「簿記ってなあに?」
決まって必ず最初にこの質問でした


そして、この「簿記部」への入部が
私の3年間を
大いに賑やかにしてくれる
ひとつの大きなきっかけになった事もまた
後々、ゆっくりと伝えしたいと思います照れ

続きはまた