ピアノが習いたかった私に、
両親が習わせはじめた書道でしたが…

始めてみると、
思いのほか書道の楽しさを
知ることになります


同じ頃に同じ塾に通っていた
同年代の子供たちと
お友達になれたこともまた、
私の塾通いを
楽しくさせてくれていたのでしょう


あの子、上手いなぁ、
わ、この子も上手いなぁ、
みんなのように上手くなりたいなぁ


周りのお友達の刺激もあって
どんどんお習字が好きになっている
私がいました



そして

毎年秋になると、
私の住んでいた地域では
「市内書道展」が開催されます。

その書道展に出品出来るのは
市内の各小中学校で学校から推薦された
「学年でわずか3名」という狭き門。

出せたらすごいなぁ、
出せたらうれしいだろうなぁ、

そんな
漠然とした程度の思いしかなかった私を
先生が推薦してくださった時には、
私よりも両親のほうが喜んだように
記憶しています


もちろん、
書道展出品はゴールではなく
出品された作品の中から、
金賞・銀賞・銅賞が決まります。

小さなオリンピックみたいな感じです。

その後、
その小さなオリンピックへの出場権を
小1から中3までの9年間、
毎年ずっと手にする事になった私は
金メダルを目指すべく、

どんどん『書く事』に夢中になり
書道の楽しさを知るようになります

そして…

『書くことそのものが好き』から
『文章を書くことが好き』に繋がるまで
この先の人生の中で
まだまだ色々な事があるとは、

幼かったこの頃の私は
まだ想像もしていませんでした。

続きはまた😊✨