こんにちは、あきこです。
今日はシリーズの最後になります。
もしかしてこれが1番シェアしたかったことかなーと
想います。
わたしが初めてインドに行ったのは
25年ほど前。
南インドにも行ったけど
こんなことは起こらなかったんです。
こんなことというのは
\なぜか涙があふれてくること/
初めてみたアルナーチャラで。
ティルヴァンナーマライの町で。
ラマナアシュラムの事務所で。笑
マドゥライのミーナクシー寺院の門をくぐったとき。
極めつけがこのパパナーサン。
初めて行く場所でも
どこに何があるかを確信的にわかっている場所
ふとした瞬間に
懐かしいような切ない気持ちになる場所
思考も時間も止まったような
ゆがみと大きな流れがある場所
パパナーサンでは滝を浴びて
小さな寺院でお祈りをして
でもなんか腑に落ちなくて。
モヤモヤして。
野外の小さな寺院すぎて
司祭さんも管理人さんもいなかったんですが
帰り道にお掃除してたおじさんがいて
思わず聞いてしまいました。
「ナタラージャ、どこ?」
そうなんです。
南インドのシヴァ系寺院に必ずある
ナタラージャ神が見あたらなかったんです。
するとそのおじさんが
ほうきを置いて
「こっちにおいで」のジェスチャーで
小さな寺院の方に向かったので
ついて行きました。
わたしは現地のタミル語がまったく分からない。
英語を話す人も
英語もアルファベット表記もないエリア。
「?」と思っておじさんについていくと
寺院の壁から15センチほどのすきまへ
連れて行ってくれました。
壁と15センチのすきまに手すりがついてて
その先は断崖絶壁。
落ちたらケガをする。。
数メートルの断崖絶壁を抜けると
なーんとそこの石壁に
神さまたちが彫られてたんです。
あたりをぐるーっと見渡すと
1番奥の上に
ナタラージャ神が彫られてました。
その瞬間
ボロボロ涙がこぼれてきて大号泣。
叫ぶような嗚咽のような声で。苦笑
その場所は寺院の裏手になるので
鉄格子の先に
わたしの姿が寺院正面から見えるんですが。
一人のインド人巡礼者に英語で聞かれました。
「君は運命を信じる?」
わたしは答える余裕がないほど
泣いてたので
わけわかめでございました。笑
その壁画が愛おしくて恋しくて
壁に抱きついて泣きましたよ。
\ヘンタイ/
壁画の神さまたちと一緒に彫られてた
謎の文字を読みだしたりして
かなりイカれてたと思います。
が、その文字を読んでいたら
なぜか落ち着いてきて
ふと我に帰りました。
「あ、もうすぐ夕方じゃん。」
「トラが出ちゃう。」
そう、そのエリアは国立公園内になってて
野生の動物がふつーに暮らしてて
特に滝の周辺は
\トラに注意!/
なんです。
襲われて亡くなった方もいらっしゃいます
そういう場合はしばらく閉鎖されるそうです
ひと気のいない場所や暗がりに近づかないように
夜間は外出を控えるように
宿からも言われました。
放心状態の絶賛ぬけがら中のわたしに
帰ってきてくれた「我」に助けてもらいながら
その場所を去りました。
今、書いてても
受けとったものが大き過ぎて
頭で消化しきれず
言語化できないことがあります。
受けとったものは
「頭に」ではないんです。
人生で1番泣いたかもしれない出来事なんですが
なんで涙が出てきたのか?
がよく分かっておりません。笑
確かに言えるのが
悲しいとか悔しいとかでなく
やっと会えた喜び。
また会えた喜びが
ハートから魂から貫通して
全身全霊に響きわたり
爆発したような感じです。
きっと25年前のわたしだったら
起こらなかったと思います。
いろいろプロセスがあって
あの時のわたしだから
何かが共鳴した気がします。
すべてはベストなタイミングで起こる。
人と比べるのでなく
あくまで参考にさせていただいて
自分の内側に集中。
自分のリズムやペースを尊重することが
シンプルで簡単で
1番の近道だと思います♡
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横山亜希子