10月2日
幻想時空旅行社秋のツアー
暗昏冥cryツアー
曇り空のいちにちへようこそ
cafeゴーシュへようこそ

を、八王子caferinにて
午後ひらきました。







無類の本好きさま
おkimonoがお好きな方
6名さまと







文字を追って
旅に出ました。





わたし、しおは
幻想時空旅行社ツアーガイド部なので

たくさん声でご案内しました。





🕯暗昏冥cryツアー
opening台本より

Introduction の台詞

誰もみな、曇り空のしたを  

明日は晴れるか、雨になるか、と

わからないまま、歩いているのです。

はちゃめちゃのきょう 5月 曇り空の、日より

 

()音楽 獣ゆく細道

 

この世は無常(歌詞) そう、無常。

みんな、わかっているのさ(歌詞)

 わかってるさ。

誰もが移ろふ(歌詞)俺たちだって

そう絶え間ない流れにただ

右往左往している。(歌詞)

そうやって生きてきたんだぜ。

~秋の夜まで聴く。少し、音を絞る。


◆導入文

・・・音楽流し続ける


 さあ、みなさま、ようこそいらっしゃいました。

2021年秋、幻想時空旅行社のツアーへようこそ曇り空のいちにちへ。ようこそcaféゴーシュへ。


さてさて、ひたすら明る居る疲れた方、ごり押しの〈いつも通り〉に青息吐息の方

もし、いらっしゃいましたら、どうぞ、本日は、こころの電球を消して、こころのコンビニエンスストアを閉めて、こころの満員電車全方向不通にして、この小さな店で、クラク過ごしてください。


café・ゴーシュ、この小さなでは、どなたでも安心してクラクなっていただけます。ええ、誰も眉をひそめたりはしません。


光の方へ向かって歩き続けましょう、などと明るく悲愴に呼びかけてくるひともいませ。やばいぜ、あいつ、クラクなってるぜ、と噂されたり、要注意だ、と、密告されたりもしません。


さて、・・・・・クライとは何か?

滅びの道かはたまた再生への道か?


クラクなることに、意味があるのか、無いのか

答えは、すでに冥界でのんびり過ごしている、クライの達人たちに尋いてみましょう

そうです。本日、幻想時空旅行社時空を超えて皆様をご案内するのは彼らへと続く細き獣道。

 

登場人物は、孤独と文字を愛する青年、鴨志田学くん、

同じく本を愛する、お嬢さんこと、志摩雪さん。

それから、ふたりが愛する宮沢賢治の童話〈セロ弾きのゴーシュ〉か飛び出してきた

此岸と彼岸を自在に行き来する愛すべき獣たち

 

そして、幻想時空旅行社、ツアーガイド部のわたくし、しお、と

「書類管理部のあいな」が、みなさまを不思議な、昏いティータイムへと誘います。

 

題して、詩人たちの四重奏、シジンカルテット!

 

わたしたちが選出した、クライの名手たち、

富永太郎、中原中也、大手拓次、原民喜、クライフォーを、お迎えして、

彼らの人生、彼らの友情、彼らの病、恋、そして無論、文字たちをお楽しみいただきます。

 

そして、今日は、幻想時空旅行社、料理部caféリンさんによる

秋のデザートカルテット、オータム4も登場。

こちらは、caféゴーシュ限定メニューとなっております。

 

そして、わたしたちの本日の出で立ち、ごらんください。

こちらは、幻想時空旅行社、最強の衣装部によります

クライを旅する衣装〈漆黒〉、これを纏っております。

 

(♪絞る)

さて、まずは、ひとつめの時空境界線を超えましょう。

 

わたしたちは、コロナ禍という〈曇り空の〉、そのただ中で

青年とお嬢さんの会話を、なぜか聴くのです。そこから、旅が始まります。

 

(♪)トロイメライ(ピアノ)フジコversion

 






幻想時空旅行社
書類管理部である
同僚のあいなちゃんは

スライドを壁に映しつつ、
音楽を流しつつ、





詩人たちの作品や
生涯を
声で、解説してくれました。






こちらは
あいなちゃんの蔵書。

(推しグッズを飾るように)

中也さんと太郎さんが
ふたりして愛した煙草
ゴールデンバッドの
緑の缶も並んでいます。





クライ✖︎4
四人の詩人たちのうち

中也さんと太郎さんの
第一部が終わったところで


続きはまた、次回☺️



みなさま、良き火曜日を!

パートに行ってきます。


しお