秋が来ると
眠りから醒めたみたい。



翳りが、美しい。

からすが、
優しく鳴く。







炭酸水を飲みながら
掃除をする。


ノッティングヒルの恋人を
音楽みたいに流しながら。








お腹が空いたら

先日煮た
blueberryjamと
クリームチーズのサンドイッチを
食べる。


ひとりぶんの
サンドイッチは
早くできて、うれしい。




夜は、本を読む。


*時給はいつも最低賃金、
これって私のせいですか?
国会議員に聞いてみた

和田靜香著 小川淳也取材協力。
左右社

-電車に乗って3駅。
相模大野のくまざわ書店さんにて購入。
あー、やっと買えた!
冒頭から、ココロ鷲掴みにされ、
ちょっと歯を食いしばりながら、
泣きそうになりながら読んでいる。








ちいさな部屋での
ちいさな暮らし。




好きな詩を
誦じつつ


立原道造
八木重吉


秋としづかに、ゐる。



わたしは、町にいつつ
森に暮らしているような
あまり、ひとに会わない暮らしが
性に合っているらしい。


コロナ禍で
実感したこと。



影として、暮らす、を
秋から、だんだんと
実践したい。



秋の早い日暮れも、もうすぐ。
影へと、沈みゆく世界。


沈み、

沈殿して

透明になる。




みなさま、良い
どようびを。




しお