八木重吉詩集を読みながら
葡萄を食べる。秋灯。
🕯
窓辺の紙の鳥。星を咥えている。
処分する雑誌から切り取って、
コップに貼ってみた。
下からは小さな電球が鳥
を照らしている。
🕯
木曜日パート弁当。
鷄団子(冷凍) たらこ巻き卵焼き、
塩鮭、ピーマンとちくわのきんぴら、
柴漬け、白ごはん。
--今朝は、雨がざんざん降っている。
洗濯ものを部屋に干して出かける。
🕯
夕焼け金色。
夜ごはんは
ゴーヤと豚バラ肉の
塩焼きそばにした。
○
○
夜、ケンジの
セロ弾きのゴーシュを
読み返して
表現への
熱情みたいなものを
考える。
わたしは
老いたなあ、とも思う。
🍂
昼は、ベスコフの絵本から
愛する《くがつ》が出てくる
ラッセのにわで、を
本棚6に飾る。
9月の本の王は、
ベスコフの《ラッセのにわで》なのだ。
かあさんがなつでとうさんがあき、のくがつ。
彼に毎年会えること、しあわせよ。
○
次の政権に
最低限、望むこと。
首相は自分の言葉で話す。
嘘をつかない。
国民が大変なときは
閉会中でも、
臨時国会をひらく。
議事録や書類を残す。
隠蔽や改竄を官僚に命じない。
それを忖度させない。
人権が侵害されることへ
人権を守ることへ
こころを寄せ、迅速に動く。
森友、加計
桜を見る会、などの
再調査をする。
閣議決定を乱発しない。
わたしは
強い人だけで
笑い合うような
弱い人を蔑み
荷物だと思うような
社会には
生きていたくない、の。
誰もみな、
強く、弱い、で
いたらいい。
助け合いたい。
○
さて、金曜日。
午後は
足の病院へ。
みなさまも良い
いちにちを。
しお