幻想時空旅行社
cafe rin特製
クリスマス🎄ボックス
先週のにちようびに
納品、しました。
↓
packageは、
幻想時空旅行社の同僚
あいなちゃんの
時計ロゴの
デジタルアートを選んで
黒い刺繍糸で結びました。
○
開けると
cafeロゴ入り
赤い東袋をメインとして
無職研究2
〜宗方羊くんの場合〜
が、入っています。
↓
○
このクリスマスボックス
ふたつ
ご用意したのです。
ありがたいことに
その日のうちに
ご予約が入り
ふたつとも
本が好きな方の元へ。
これで、また
幻想時空旅行社の社員が
ふたり、増えました☺️
うれしいなあ。
○
違う人の
無職研究書いてみたいなあ
と、思っていたのです。
シリーズ❶の主人公
宗方羊くんは
音楽家(ミュージシャン)志望で
それにより、食べていきたいのに
なかなか、そうならず
下北沢にある《ぷかぷか》という食堂で
経営者のおやじさんの元で
10年、調理人として働いていました。
しかし、おやじさんの年齢もあり
時代の波もあり
《ぷかぷか》が閉店となり
ある冬、無職となるのです。
そんな羊くんの
ひと冬を書いたのですが、
今回の無職研究2の
鴨志田学くんの場合は
10年来引きこもる
26才の青年へ
届いた、《入社研修》の
一枚の葉書から
オハナシが始まります。
母ちゃんはそれを見て
いつ、就職したの?
と、大喜びしますが
ガクくんは
その会社
幻想時空旅行社
の名も聞いたことがなく、
つまり
まったく身に覚えが無いのです。
しかし、ガクくんは
社長自らが行うという
研修へ、行ってみることにします。
なぜなら、ガクくんが偏愛する町
神田神保町で
それが、ある、からです。
○
○
無職研究シリーズ2
3年後に
書けて、よかった、です。
○
○
このオハナシを書きながら、
改めて、
中原中也さんの詩集なぞを
読んだのですが
いやはや
言葉にチカラを感じました。
賢治さんのも
10月のケンジ行きのために
すこし読み返したのですが
同じ感想を持ちました。
それは、たしかに
彼らのこころを現していて
何十年経とうが
替えが効かない
マスターピースなのです。
○
わたしが感じるに、
この冬、言葉は
絶望的なほどに
うすっぺらになってしまい
(特に、政治的なメッセージ)
スローガン的か
かるた的か
駄洒落的な
に成り果てて
(.ほんとうに勝負しないのに
勝負の三週間、とか)
ただ、言葉だけが
世間を、ぺらぺらぺらと
舞うのです。
真摯に反省
全力で取り組む
そんな言葉は
もはや、
それをしない、ことが
前提となって
発されているようです。
答えるに値しない
なんて、言葉の乱発は
言葉のそもそものチカラを
(対話することのチカラを)
奪っていきます。
ガースーです
も。
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にちようびの日暮れに撮った写真。
電気のひかり、
その向こうの硝子のキャンドルたち。
クリスマスを感じました。
硝子作家のユラリトさんの
展示、27日まで。
○
さて、残り日を数える日々と
なりました。
クリスマスの
その先には
お正月があり、
わたしは30日まで
働くので
ここから大晦日までは
濃いなあ、と思います。
❄️
❄️
Twitter日記より
店長さんに不意に
『しおさんはクリスマスとか正月とか、
実はどーでもいいひとでしょー』
と言われた。
『ワタクシは
なんでもない日こそを
愛しています』と答えると、
おんなじですねと店長さんは言った。
なんでもない日、バンザイ❣️
❄️
○
❄️
みなさま
良い水曜日を。
しお